学校で教えないからダメなのだ
学校では教えないからダメなのだという意見があります。
お金のことは学校で教えないからだめなのだ。
ジェンダーについて学校で教えないからだめなのだ。
福祉について学校で教えないからだめなのだ。
そんなことはありません。
社会の要望に応えるべく様々な〇〇教育を取り入れてきました。
情報教育、環境教育、ICT教育、著作権教育、ネットリテラシー教育、 ネットモラル教育、 プログラミング教育、 特別支援教育、ユニバーサルデザイン教育、インクルーシブ教育、 人権教育、ジェンダー教育、主権者教育、平和教育、性教育、小中連携教育、 オリンピック・パラリンピック教育、消費者教育、 LGBT教育、「性の多様性」教育、起業家教育、 環境教育、安全教育、交通安全教育、自然体験教育、福祉教育、 キャリア教育、規範意識教育、道徳教育、心の教育、外国語教育、国際理解教育、ボランティア教育、多文化共生教育 食育教育、健康教育、 障害者教育、家庭教育、社会教育 博物館教育、動物愛護教育、図書館活用教育、 NIE教育(新聞を学校教育に取り入れる)・・・・・
結果、〇〇教育というものが百花繚乱。
最も基本である国語算数理科社会にまで
影響を与えている始末。
どこにその時間数をおけばいいのでしょうか。
学校で全ての知識を教えることができるでしょうか。
それは不可能ということは猿でもわかりますよね。
では、どうしたらいいかですが、
「知識の調べ方、学び方を教える」ということです。
よく「魚をとってあげるのでなく魚の釣り方を教えろ」と言われます。
これと同じです。
上がる株式の銘柄を教えてもらうのでなく、
上がる株式はなぜ、上がるか、その見分け方を学ぶということ。
スキルを身につければそれが一生使えるのです。
「学び方」を教える。
これが学校でやるべきことです。
そうすれば、必要に応じて、自分で調べ、それが
知的好奇心を刺激して、自分で探究する子になっていくのです。
では、学び方を教えるとは
どういうことでしょうか。
辞書の使い方、ネットの使い方、図書館の使い方
勉強の効率的な仕方、資料の読み方、・・・
これをまとめ、自己評価表にしたものが
こちらです。
私が静岡市教育委員会の指定を受けて
発表したものです。
自分でできているかどうか、確かめてみて
できていないものは学べば良いのです。
あなた自身も、自分のお子さんにもそして社員にも使ってほしいと
思います。
達成度をABCで自己評価してみてください。
(今では古くなってしまったCD -ROMとかビデオ屋さんとかもあります。改訂しますね)
追記:現代風に改訂しました。
なぜならもうCD -ROMなんて使いませんからね。
自由にコピーしてお使いください。
著作権は放棄していません。