この社会の居心地の悪さはどこから来ているのか:日本の歪み
この社会の居心地の悪さはどこから来たのか?
「日本の歪み」を読みました。
結論から言うと
養老孟司>茂木健一郎>東浩紀
の順でよかったです。
養老さんのは「嫌味がない」
茂木さんは「クセがあるが科学的である」
東さんは「理屈っぽい、知識をひけらかす感じ」
と言うことで、内容の結論は
「日本の歪みは今に始まった事でなく
主に明治維新と先の大戦後の変化がもたらしている」
と言うものである。
1945年に終わった戦争も
大東亜戦争と言ったり、第二次世界大戦と言ったり
太平洋戦争と言ったり名前さえ定まっていないのです。
それぞれの政治的な立場によって名称が変わるのです。
こんなあやふやな「先の大戦」(天皇陛下はこの言葉を使う)も
ないのではないか。
歪みはあちこちにあると言うのが
「落ち着かない」原因。
養老さんの言葉がせめても救いをもたらしてくれます。
「いろいろあってそうなっているんだからしょうがない」
「それでいいのだ」(どこかで聞いたな🤣)
もっといろいろと書きたいけれど、
めっちゃ長文になってしまうので、一旦これぐらいにして、
実に面白い本でした。