
英会話教材がつぶれたわけ
英語学習のスピードラーニングをご存知ですか。
昨年9月、ひっそりとそしていきなり事業終了しました。
スピードラーニングは、ゴルフの石川遼や俳優の米倉涼子など芸能人を使った広告を大々的にしていたので記憶に新しいと思います。


毎月、英語学習のCDが送られてくるサービスです。
僕もサンプル版を取り寄せて聴きました。
聴くだけで喋れるようになるわけないと思ったものです。石川遼さんは英語を喋る環境にいるから効果があったのだと思います。
事実、インプットだけでは喋るようにならないという科学的な結果があります。つまりアウトプットして喋らなければ上達しないのです。
そしてスピードラーニングの終了はこういったサービスの終焉を意味しています。

今は、時代が変わり、英語学習は、Youtubeを開けば色んな講座が無料で無数にあります。このような時代に、毎月CDを配布するというようなビジネスをしていれば、事業終了となるわけです。
2021年、アプリのデジタル版を手がけたらしいですが、わずか4ヶ月で終了しています。

顧客はすぐに変化するということ。かなり認知度の高い商品でも、ブランド力のある老舗でも、あっけなく潰れてしまうのです。
ネットやSNSの登場で顧客の動きは着実に変わってきたのです。