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「こんにちは、母さん」映画見ました。
映画館で「こんにちは、母さん」を見ました。
やっぱり、山田洋次監督は素晴らしい。
大泉洋と吉永小百合の演技はもちろん、練りに練られた脚本、薬箱やブタの蚊取り線香などの細かな調度品に至るまで、細部に神は宿ります。
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現代のシステムをチクリながら、最後はペーソスに落とし込む。
役者の良さを引き出すのが監督の仕事です。
それが見ていてもよくわかる91歳の大監督の偉大なところです。
生きるってのは辛いことなんですよ。僕も言ってみたい。
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若者にも見てほしい映画だけど、僕が若者の映画を見ないと同様にみないだろうなあ。
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興行的なヒットはしないかもしれないけどずっと心の奥底に残る映画です。こういう人情映画は、この監督でもう最後かもしれない。
この映画の主人公の名前が「昭夫」っていうのは意図的かな。
昭和は遠くなりにけり。
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