見出し画像

子供に何かやってもらいたい時は理由を言う

人を変えることはとても難しいことです。
それよりも自分が変わることの方が易しい。

教室を綺麗にする時、
「ゴミを十個拾いなさい。」と具体的に「行動目標」を言うと、
子どもたちは動きます。

しかしそれは単なる機械でしかありません。
「教室を綺麗にします。ゴミを十個拾いなさい。」

と理由をつけるとより精力的に拾います。

中には十一個拾う子も出てきます。

すごいね、〇〇さんは11個も拾ったんだってと大きな声で誉めます。
すると「競争心」が湧いて十個以上ひろう子が出てきます。

できてきたら
「教室を綺麗にします。何をしたらいいですか。」

と今度の時は考えさせます。

ゴミを今までのように拾う子もいれば机を整頓する子もいれば
箒で床を履き始める子もいます。

子供に何かやってもらいたい時は
必ず理由をつけていいます。

そして自分で選ばせます。
箒と整頓とどっちがいい?と。

選ぶと言うことは、そのことをやると決めることなのです。

さらに自分でやることを考えるのです。

このように指導には段階というものがあります。

こういった教育技術を多く身につけている教師がプロ教師です。

心理学、行動学、感情論などを知っていないとできないのです。

常に勉強と実際の経験を重ねてアマからプロになっていくのです。
勉強をしない教師は単なる税金泥棒です。

いいなと思ったら応援しよう!