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12月劇場公開映画!注目の10作品(2024)

観る映画のチョイスがちょっぴりコア寄りになりつつある私が、12月に劇場公開される作品で注目しているものを、まるっと紹介します。頭に「★」がついているものは、とりわけ楽しみにしている作品です。
※参考リンク:昨年観た映画今年観た映画

鑑賞するまで知識を極力入れないようにしているため、内容の紹介はほぼありません。公式サイト(もしくはWebメディアの記事)へのリンクと、テキトーなコメントだけ添えてあります。謙遜でなく本当にテキトーです。ご容赦ください。
もしよろしければ11月の記事もありますので、下記リンクからどうぞ。


【12月6日(金)公開】

■『モアナと伝説の海2』(デイブ・デリック・ジュニア監督)

https://www.disney.co.jp/movie/moana2

[コメント]
きっともう惰性なんでしょうけれど、ディズニーアニメ映画は欠かさず観ているので! 2016年公開(日本では2017年)の1作目も公開当時に劇場で観て、たいそう楽しみ、Blu-rayも買ったほどでした(開封してないけど)。しかし、まさか続編が製作されることになるとは当時は思いもよりませんでした。昨今のディズニーの続編/スピンオフ商法に辟易してはいるものの、一定のクオリティは約束されていますしね、純粋に楽しみます。
※11/22の金曜ロードショーで1作目が放送されます。まだ観ていない方はぜひ!面白いですよ!(Blu-rayは開封してないけど)


【12月13日(金)公開】

★『太陽と桃の歌』(カルラ・シモン監督)

[コメント]
この作品は2022年2月にベルリン国際映画祭で最高賞を獲ったとき、その報せを目にして存在を知ったのですが、監督がカルラ・シモンとわかり密かに喜び祝福したのでした。というのも、監督の前作『悲しみに、こんにちは』は公開当時に劇場で観て、Blu-rayも買ったほど好きだったので(開封してないけど)……奇しくもモアナと同じパターン!(開封しろよ)
ポスタービジュアルは一人の少女が強調されていて前作同様子ども映画のような印象を受けますが、あらすじを読む限り家族ドラマっぽいので、前作ファンへの訴求効果を狙っているのかもしれませんね。しかし子どもも活躍しそうですしその描写も楽しみ!


■『ペパーミントソーダ 4K修復版』(ディアーヌ・キュリス監督)

[コメント]
1977年にフランスで大ヒットした映画で、日本ではこれが初公開となるようです。Rotten Tomatoesでもいい感じですし、なんといってもタイトルが爽やかでかわいいので観ておきましょう。あらすじは読んでいません。公開規模も極めて小さく予告編と出会う機会もおそらくないでしょうから、前情報いっさいなしで観られそうです。


■『お坊さまと鉄砲』(パオ・チョニン・ドルジ監督)

[コメント]
海外レビューサイトで高スコアなので観ます。2022年の米アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた『ブータン 山の教室』の監督が撮った新作だそうで。結局『ブータン 山の教室』も見逃してしまったので、私にとって初めて観るブータン映画ということになりそう。それにしても“お坊さま”と”鉄砲”のミスマッチ感がときめきますね。一瞬、お坊さまが鉄砲で次々襲いくる刺客を撃ちまくる「お坊さま版ジョン・ウィック」の妄想予告が頭をよぎりましたが、本当にそういうのよくないので反省しておきます。


■『銀河鉄道999 4Kリマスター版』(りんたろう監督)

[コメント]
Filmarksのリバイバル上映企画、今度は『銀河鉄道999』(1979年に公開された劇場版)を上映するそうです。つい先日も同企画で『ショーン・オブ・ザ・デッド 4K』を観たばかりですが、本当にありがたいですね。『銀河鉄道999』は幼い頃にテレビでやってるのを流し見した、あるいはコント番組で内村光良がコスプレして「私はメーテル」ってキャラクター名を自分で言ってしまうタイプのモノマネを見た、くらいの接点しかなかったので、初めて真剣に観る機会となります。


【12月14日(土)公開】

■『キノ・ライカ 小さな町の映画館』(ヴェリコ・ヴィダク監督)

[コメント]
つい最近も『枯れ葉』で話題になったアキ・カウリスマキ監督は自分の映画館を持っているのですが、その映画館キノ・ライカを取材したドキュメンタリー映画です。『枯れ葉』のパンフレットにはキノ・ライカ共同経営者であるミカ・ラッティ氏へのインタビューが掲載されていて、「本格的なレストラン・バーやサウナが併設されている」とか「モダンなバーの看板、犬のライカの絵、監督の映画で何度も使われてきたバーカウンターがある」とか、好奇心が刺激される情報が盛りだくさんでした。一度どんなところか見てみたかったのでこのドキュメンタリーはありがたいですね。


【12月20日(金)公開】

■『私の想う国』(パトリシオ・グスマン監督)

[コメント]
『チリの闘い』のパトリシオ・グスマン監督の新作ドキュメンタリー。アップリンク配給だからか、公開直後は全国3館(アップリンク2館を含む)のみと超小規模公開。私としてはアップリンクのパワハラ問題も未だ気になるところではあるので、せめて新宿K's cinemaで観られたらよいかな、と考えています。


■『型破りな教室』(クリストファー・ザラ監督)

[コメント]
「(メキシコ映画のなかで)2023年メキシコ年間興行成績No.1」で、かつ「治安最悪な国境の街の小学校で起きた奇跡の実話」という紹介文に惹かれました。Rotten Tomatoesでもスコアがかなり高いですね。さすがにあらすじが気になるのですけどここは見ずにグッとこらえます。WEBサイトの「katayaburiclass」というアドレスも良いですし期待ですね(全然関係ない)。あと特性「かたやぶり」が有効なポケモンはオノノクスやデヌチャ……(もっと関係ない)


■『ライオン・キング:ムファサ』(バリー・ジェンキンス監督)

https://www.disney.co.jp/movie/lionking-mufasa

[コメント]
ディズニー映画はアニメはもう少し追っていきたいけれど、実写ラインはそろそろ絞っていこうかな……と考えていたところ、なんと今作は『ムーンライト』のバリー・ジェキンスが監督を務めていると知り、その意外性から観ることにしました。実写版『ライオン・キング』(2019)は『アイアンマン』のジョン・ファヴローが監督でしたし、ディズニーは売れっ子を引っ張ってきていますよね。ただ実写版『ライオン・キング』も結局あまり記憶に残っていなくて、実写という名の超美麗CGが美しいだけで実は画として弱いのではという心配もあるのですが……。バリー・ジェンキンスがどんな映画に仕上げてくるのか、期待して待ってみます。


【12月27日(金)公開】

■『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』(チャンドラー・レヴァック監督)

[コメント]
“はみ出し者”の映画好きの少年の青春ストーリーで、タイトルが『I Like Movies』とくればそそりますでしょう。海外でもまずまずの評価を得ているようです。映画愛映画を今年の終わりに観て、それに乗じてはみだし者で映画好きな自分を肯定し、2025年も自分を甘やかしていきましょう。


【様子見】

以下の作品は、公開後の評判をみながら、良さそうなら観に行きたいと考えています。

■12月13日(金)公開/『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』(ジェームズ・ワトキンス監督)

■12月27日(金)公開/『占領都市』(スティーヴ・マックイーン監督)


以上です。12月も皆さんの映画ライフが素敵なものとなりますように。

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