気づきのプロセス
こんにちは"(*´˘` )♥(´˘`๑)"こんばんは
内観という自分の意識を観察する際起こる「気づき」のプロセスをわかりやすく説明します
このプロセスはEQとも言います。
EQとは心の知能指数を指します。感情的知性(EQまたはEI)とは、自分自身の感情的な反応を識別し、表現して管理する能力を指し、他者の伝える感情を知覚し、評価して対応する能力も含まれます。
1. 刺激を受け取る
日常生活で、私たちは動画を見たり、ブログや記事、書籍から文章を読んだり、また人の話している声を聞いたりして無意識に感情や思考が反応しています。
2. 反応する
それらの刺激に対して、自分の頭の中で何らかの反応が起こります。
頭の中で言葉が生成されたり、または感情だけが動くことがあります。
例えば、反発したり、批判したり、別の意見がもたげてきたり、疑問に思ったり、あるいは同意したり、共感したりします。
3. 反応を認識する
その反応している自分に気づき、「あ、今反応してるな」と自覚します。
多くの人は「反応している」ことを無視します。反応したことは無視していますが、実は思考、感情は自動的に働いています。これは非常に瞬間的な行動を要しますので、自分自身に意識が向いていることが前提となります。
どんな感情が反応していたか、どんな考え、思いが反応していたのかを瞬間瞬間素早くキャッチします。自分に対して丁寧に接するということでもあります。
4. 感情を観察する
次に、どんな感情が湧いたのかをじっくり観察します。
イラっとしたのか、モヤっとしたのか、嫉妬なのか、怒りなのか、憎しみや罪悪感なのか、圧迫感や疑いなのか。どんな感情を発していたのかを追いかけます。
感情を追いかけるとその感情と同じ現象を起こしてしまうのではないか?と心配になることもありますが、それこそが感情から避け、自分自身へ目を向けることを遠ざけているということでもあります。
まず自分自身がどんなことで感情が揺れ動くのか、自分の奥底にどんな感情があるのかを認識することです。その感情は幼い頃に受けた悲しみだったり、実は勘違いで抱いた失意するものだったりと、思考が複雑に絡み合ってできたものだったりします。
反応した際の感情が実は不要なものだった、と自認することで、出来事(事象)に反応することが終わっていくのです。それをニュートラルな視点、0ポイントフィールドと称する場合もあります。
まずは反応した際の「感情を識別」することがスタートです。
喜怒哀楽の4つを敢えて細分化することで次のステップに移ることができます。細分化にはヒックス夫妻の「引き寄せの法則」という書籍にある「エイブラハムの感情のスケール22段階」を活用します。
5. モヤモヤを認識し、放置しない
何となくスッキリしない、違和感を感じる、モヤっとした感じがすることがあります。そのモヤっとした感じを無視せず、さらに意識を集中してどうしてモヤモヤするのか?を探ってみます。何に対してスッキリしないのか、違和感を感じたのかと自身に問うて、答えが湧き上がってくるのを待ちます。これを観察と言います。
6. 感情の正体を見つける
そして認めたくない気持ちや感情を認識することになることもあります。
「あ、これは嫉妬だ…」と、具体的な感情を見つけます。
具体的な感情を見つけることができたのは先述の画像の感情のスケール22段階を参考にしていたからです。
具体的にすることで、自分自身のつかみどころのなかったモヤモヤの正体に気づくことができ、気づいた時にはすでに納得の安心かを得ます。
8. 感情を言語化する
「嫉妬があったのか」と認識し、「嫉妬してるんだな」とちょっと勇気を出して音声化してみます。または紙に書いてみたり、スマホメモをしてみるのも良いです。視覚化することで脳内で単に反芻したのとは全く違ってダイレクトに気づきのステップに促されるからです。
細分化した感情を言語化し、さらに視覚化することで悩んでいたことも明確になることでしょう。
9. 気づきを得る
「なるほど、これは嫉妬なのか…」と自認という「気づく」ことで、目に映る景色に違いが出てくることもあります。見る世界が少し変わります。このことを「潜在意識が書き換わった」と表現したり「視座の高さが上がった」と言います。つまり俯瞰力が広がったということです。
この気づきのプロセスは、自己理解を深めるためのものですが、同時に他者理解を示すものです。他者との関係性を潤滑にしたり、または、悩みごとの解決の糸口を見つけ出すための好機になり得ます。
アイデンティティの再認識
1. 反応の重要性
事象に反応することは、自分のアイデンティティの一部を見つけることでもあります。
2. 実は他者によって作られたアイデンティティ
しかし、その反応は本当の自分でしょうか?
多くの場合、自分が自分だと思い込んで作り上げたアイデンティティによって反応しているものです。周りから「あなたは口が◯◯ね」と言われたり、「病弱だから」「頑丈だから」「準備するのが◯◯ちゃんより遅いからのんびりした子」「思い立ったらすぐ行動するからせっかち」などなど、人それぞれの物差し(観点と言ったりフィルターと表現します)で思ったままを言います。言われた方は「そうなんだ」と受け止め「そういう自分なのだ」と自己像というアイデンティティが形成されていくのです。
3. 自分の本質を探る
人は、反応したことを無視したり、そんな自分自身に恐れをなして見て見ぬふりをすることがありますが、反応を観察することは自分の本質に近づくことができるトレーニングでもあります。
4. 本当の自分に気づく
反応を繰り返し観察することで、自分というのはこんなにも周りの言葉によって作られていたのか…と再認識したり、再認識することで再形成するきっかけに用いたり、または最終的に「自分という存在は実はいない」という驚きの気づきに至るかもしれません。
反応の観察には終わりがありません。
結論
自分の反応を観察し、感情を認識するプロセスは、自己理解を深めるための重要な手段です。これにより、子どもの頃に作られたアイデンティティから解放され、欠点や嫌悪していた自分を解放することができ、つまり自分自身を尊重し許すことができるようになり、真の自分に気づくことができるのです。
動画の映像見たり、文字見たり、話し声耳にしたりして
↓
反応する
↓
反応した、と認識する
↓
どんな感じがしたか、
どんな感情なのか
どんな、を反応したかに意識を集中する
↓
モヤっとしてる
↓
モヤっとしてるからって放置しない
モヤっとしてるからって知らん顔しない
モヤっとしてるそれをまだ意識を集中する
↓
↓
あ、嫉妬だ…
↓
小さい嫉妬か…と認識する
↓
「嫉妬してるんだ」
と言葉を、並べてみる
言語化する
↓
「そっかー嫉妬か・・・」←コレが気づき
反応する、そのことに自分のアイデンティティが詰まってます
そのアイデンティティは果たして本物の自分というものでしょうか?
ただ、そんなことを知ったところで楽しくもないのでw、知りたくないからという無自覚の理由から、反応したことを見てみぬふりしてる人がほとんどではないかと考えています
しかし反応してはダメだという意味ではありません
大いに反応しても良い
反応したらアイデンティティを捉える準備ができていること
反応はフィクションの自分を観ることができる
フィクションの自分とは作られたアイデンティティ
作られたアイデンティティはあなたそのものではない
今日も読んでくださりありがとうございました😊
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