嫉妬と一夫一妻制度
「一夫一婦制には無理があるよなぁ」と常々思ってはいる私なのだが、実際にフリーな多夫多妻制度になったと想定して妄想してみるわけ。
そうすると、どうしてもぶち当たる問題は「嫉妬」という感情だ。
男女間の嫉妬は時にとても苦しい。
「一夫一婦制の廃止」の発想は人に幸福感を感じてもらえる提案のはずが、結果この「嫉妬」で多くの人が苦しむということが大前提になると、全然幸せではないのよね。
とてもじゃないが嫉妬に苦しみながらフリーな恋愛を推奨なんてできない。
だってよく考えたら私自身がめっさヤキモチ妬きだし!!無理やんw
分析的にはこの世の一夫一婦が無理があると思いながらも、そうなると毎回この矛盾に悩むのだ。
そしてこの「嫉妬」と言う感情は今のような環境に応じて大きく育ったものなのか?と数時間考えていた。(ヒマか)
いわゆる「ポリアモリー」という部類の方々の話や本を読むと、
一般的に言う「嫉妬」という感情はあまり大きくないようだ。
少なくとも私よりはないように感じる。
では、誰もがそういった複数恋愛をお互い認めれる世界になったと仮定した場合はどうなのだろう?
例えば法律で
「これから世界は多夫多妻だぜ!みんな好きにボンシャカラカしちゃいなよ!」
なんてことになったとしようw
そうなったらば、誰もが「不倫」などと騒がれることなく、堂々と愛を交わしあえるぜ。
もう堂々としていいんだよ!
芸能人も国会議員も叩かれないよ!良かったね!
みんなみんな!愛したい人を自由に愛せるんだぜ!!ヒャッハー!!ってことになるのだが………
それでもやはり、その反対側には悲しみや嫉妬や怒りや、多くのカルマが存在することは否定できない(今の段階では)
いやまてよ。
この「嫉妬」とは、人間だけの感情なのだろうか?
例えば動物や爬虫類やらには嫉妬はないのだろうか?
そんなことを考え、「へんないきもの」図鑑を読んだりすると、いたいた!
「セアカサラマンダー」!!
つがいのオスが、他のメスと交尾したら、その匂いに気づいて、
つがいのメスは噛みつきまくるらしい。
この場合、オスは多くの子孫を残したい「播種本能」が働き、他のメスと交尾をしているのだろうが、
噛みつくメスは何なんだろう?
オスを傷つけても繁殖に無意味ではないか。
そう考えると、やはりこれは嫉妬なのか?
いやいやこのメスにも人間と同じく
「庇護本能」が働いているのか?
「他の女を守る可能性がムカつく!私だけを見て!ガブー!」
てことなんだろうか。
つうか元々何を考えてたんだっけ?
あ、結婚制度かな。
結婚するなら絶対浮気したくないしされたくない!
となるとしない方がいい気するな。
こんな妄想変態美女ですが愛してくれますか。←そして自分で美女と言うような図々しい女ですよ、はい。
そんな1円にもならないことを考えながら、この無意味な妄想こそが講座のネタになるんだな、と最後は無理やり自己肯定するのである。
【結論】
セアカサラマンダーは、かわええ!
※次回は賢く女性上位?な珍しい類人猿「ボノボ」に学ぶ愛の形を書きたい
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