桃雲

完全雑食音楽好き (ドミニク・ミラーとトム・ペティは特別な存在。ローリング・ストーンズ、ボズ・スキャッグス、ジェイミー・カラム 、主に洋楽時々邦楽。JAZZからROCKからクラシックまで。Drums好き) 好きな物はfootball and dogs。 仕事は一級建築士。

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完全雑食音楽好き (ドミニク・ミラーとトム・ペティは特別な存在。ローリング・ストーンズ、ボズ・スキャッグス、ジェイミー・カラム 、主に洋楽時々邦楽。JAZZからROCKからクラシックまで。Drums好き) 好きな物はfootball and dogs。 仕事は一級建築士。

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私的:ドミニク・ミラー考察⑤『考察というかドミニク・ミラーに会ってきた』

はい。タイトル通りです。ドミニク・ミラーに会って来ました。 今までは勝手に個人的にドミニク・ミラーの音楽や人となりについて推察して書き散らしてきましたが、今回は5/18(木)にドイツはハンブルグ・KENT CLUBに実際に彼のライブを見に行ってきたのでライブレポと彼と話した会話が中心です。 会場は普段彼がよくやるパリのStudio de l'Ermitageやロンドンの606 Clubよりも大きかった気がします。その週は5日連続ヨーロッパでのライブだったのですが、この会場

    • ドミニク・ミラー日本発ファンサイト公開

      7月からずっと水面下で作業していた、ギタリスト、ドミニク・ミラーの日本発信のファンサイトを11月10日に公開しました。 11月頭にほぼ完成した状態でドミニクやマネージャーに内容を見てもらい、11/9日に「内容的には問題はないので、どうぞ頑張ってください」という連絡を貰ったので、無事に公開する事ができました。 作るにあたり、サイトのコンセプトとしては、「ドミニク・ミラーというミュージシャンを総合的に紹介する」ことを目指しました。 私は単純に彼の音楽の情報のみを羅列するサイ

      • 私的:ドミニク・ミラー考察 ⑥『ドミニク・ミラー、その後』

        ドイツでドミニク・ミラーとバンドメンバー達と会ってもう早くも4週間が過ぎました。その後の話になります。少し長くなります。 言えない内容も多々ありますが、ありがたいことに彼らとの交流はあれをキッカケに細々とですが続いております。 ドミニクからも私が彼に渡した手紙の内容に関する事でメッセージを貰いました。 簡単に言うと「あなたがくれた全ての資料はとても刺激的で興味深かった。自分はそういう空間の概念がとても好きだし心を打たれました。またあなたの言葉にも大変感激しました。」という

        • ドミニク・ミラー『Vagabond』恐らく最速レビュー

          ドミニク・ミラーの新譜「Vagabond」の配信がもう始まっていたので、手元にCDが届くのを待っていられないので全部聴いてしまった。これを今、4/21の深夜2時に書いているから、ひょっとしたら最速レビューかもしれないな。 やはり予想通り前の2作とは全く違う。ドミニク・ミラーは音楽的天邪鬼なので、同じ事はやらない。 「Silent Light」では彼の音楽の「核」の部分が純粋に表現された。 「Absinthe」では今まであまりバンドサウンドをソロではやってこなかった彼がバン

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          私的:ドミニク・ミラー考察④『Absinthe』+マヌ・カチェ

          やっと『Absinthe』の件。もう明日発売の新譜『Vagabond』は、彼の音楽的天邪鬼な性格からこの前作とは全くまたテイストが違うのは分かりきっているんですけれど、この素晴らしい作品については私もかなり思い入れがありますので、やはり書いておきます。 一番最初の投稿でも書いたように、私はドミニク・ミラーという人は30年前に出会った時は、自分にとってたった一人の「エレキ抱えた王子様」でした。ただ、彼がそれ以降普通にそれまでセルフプロデュースで出していた作品は好きでしたけど、

          私的:ドミニク・ミラー考察④『Absinthe』+マヌ・カチェ

          私的:ドミニク・ミラー考察③『Silent Light』

          ぼやぼやしていたらもうすぐ4/21じゃないですか!ドミニク・ミラーのECM移籍後の第3段『Vagabond』が出ちゃいますので、急いで最初の2作について書きます。まずは1作目。 でも、この2作についても解説文などで結構音楽的な話は詳しく書かれているので、なるべくそういう所から漏れている話を書こうと思います。じゃないと私のnoteの意味もないので。 まず彼のECM移籍の経緯から書くと、なんとECMのマンフレート・アイヒャーの方から彼にコンタクトして来たみたいです。「今あのギ

          私的:ドミニク・ミラー考察③『Silent Light』

          ドミニク・ミラーの「痛み」と「闇」

          ドミニク・ミラーのECM移籍後の2作について纏めていたのですが、教授がお亡くなりになったりで、心が落ち着かず。そうこうしてたらドミニク・ミラーについても私は頭が混乱する事態に陥ってしまいました。 皆さんにとって、ドミニク・ミラーってどんな人でしょうか? やっぱり大抵の人にとっては「スティングの横で長く彼の右腕になっているサイドマンのギタリスト」で「穏やかで静かな佇まいで”Shape of My Heart”を弾く紳士」ですかね? はい。そのイメージを壊したくない、とか余計

          ドミニク・ミラーの「痛み」と「闇」

          「本物」に接する意義:ジャクソン・ブラウン公演に思う事。

          ジャクソン・ブラウン、本日が2023年の日本最終公演でした。今回彼のライブを観て強く感じた事を書きます。 2020年のフジ・ロックが中止になり、彼の出演が消えてしまったのが本当に残念です。彼はまだ全然現役のアーティストだと思うので、次に来てくれた時は、若い人が彼のライブを体験してくれる事を本当に望みます。 私が若い人に望むのは、同じ聞くなら「本物」を聞いてほしいという事です。 10回ジャンクな物を聞くならば、1回「本物」を体験する方が有意義だと私は思います。勿論ジャンクの

          「本物」に接する意義:ジャクソン・ブラウン公演に思う事。

          ドミニク・ミラー使用機材(エレキアンプ・エフェクター編)

          スティングの時のドミニクの機材ですが、アンプはMesa/BoogieのLone Starの1×12のコンボアンプの下に2×12のキャビネットを置くというセットを二つ組んで、エレキ用とエレガット用にわけているようです。Mesa/Boogie MarkⅢアンプやVox AC30を使っている事もあるようです。 何故Mesa/BoogieのLone Starが自分にはいいのか、理由を言っていたのをどこかで見た記憶があるんですが、今失念しているので、探しておきます・・・。 ドミニク

          ドミニク・ミラー使用機材(エレキアンプ・エフェクター編)

          ジャクソン・ブラウン。その歌の説得力

          昨日ジャクソン・ブラウンの東京ライブ初日(3/27)、観て参りました。 このnoteはほぼ、ドミニク・ミラーのみの投稿にしようと思っていましたが、禁を破ります。 想像以上の文句がつけようのない素晴らしいライブでした。現在74歳。ただ驚愕。レジェンドはやはりそう言われるだけの事はあります。 実は私は彼を見るのは今回初めてでした。大好きな曲いっぱいあるんですけどね。 タイミングが合わなかった事もありますが、一番の理由はジャクソンは「歌詞」の部分が非常に重要なアーティストであり

          ジャクソン・ブラウン。その歌の説得力

          私的:ドミニク・ミラー考察その②

          スティングの2023年の来日からちょっと書くのに時間空いてしまいました。 自分は3/11日に観て来ましたが、アリーナの音のすごく篭っている席だったため、あまりドミニクの音がソロパート以外はきちんとしたバランスで聴こえなかったので、残念ながらこの日の感想はきちんと書くことが出来ません。後半はだいぶ良くなりましたが。 いかにもドミニクらしい演奏が聴ける「Heavy Cloud No Rain」や、ここだけ青のテレキャスに変えての「Mad About You 」や 、やっぱりカッ

          私的:ドミニク・ミラー考察その②

          私的:ドミニク・ミラー考察その①

          今、スティングが3年半ぶりに来日公演をしている。 自分も今日3/11(土)に有明アリーナに観に行きます。 しかしごめんなさい。自分がお目当てなのはスティングではなく、彼と30年に渡り活動を共にしている、ギタリストのドミニク・ミラーなんです。 本当に申し訳ない。自分、変なんで。自覚してます。 私にとってドミニク・ミラーとは、音楽における絶対神であり、「The Perfect  Man」です。だから以降、すみませんがスティングではなく、ドミニクの事を書きます。 最初に彼を観

          私的:ドミニク・ミラー考察その①