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クリエイティブのABCD

YouTubeGoogleが運営しています。
そのGoogleが、YouTubeで成功する
クリエイティブ(広告)をつくるための
ガイドライン
を発表しているのは
ご存知ですか?

「効果的な動画広告制作のABCD」
題するこのガイドは、いかにも
Googleらしく、データによって検証
された知見がたっぷりと、しかも
分かりやすい形で示されているのです。

こちらのページで一目瞭然!
なのですが、一応このnoteでも
一通り説明しましょう。

まず前提として、このABCDの基本原則は、
マーケティングの基本のうちの一つである
「カスタマージャーニー」
言い換えれば「パーチェスファネル」
考え方を多分に意識してつくられた
ガイダンスとなります。

お客様は一般に、
「認知→興味・関心→比較検討→購入」
という順序をたどると言われており、
この順序のうちのどこの場所に、
どんなクリエイティブが最適かを、
様々な調査や、実際のモデル学習など
から導き出す
ことで、ガイダンスを作成
しているとのこと。


「A」「Attract」「Attention」
つまり「注目を集める」こと。
ファネルの最初の方、認知をしてもらい、
興味・関心を引くことが「いの一番」に
必要ですから、これは非常に大切。

YouTubeでは、
・いきなり核心に迫る
・音声とテキストを効果的に使う
・鮮やかなビジュアルで魅せる

といったことが効果的な例として
示されていました。


「B」「Brand」「Branding」
いわゆる「ブランディング」です。
これも比較的ファネルの最初の方で
必要とされますね。
有名なブランドであれば、より容易に
認知してもらえますし、自分の好みの
ブランドであれば商品に興味を示して
もらいやすくなります。

YouTubeでは、
・最初から最後までブランドを露出する
・ロゴだけでなく言葉でも伝える

といったことが効果的なようです。


「C」「Connect」「Connection」
つまり「つながりを想起させる」こと。
ファネルが先に進むほど、自分とは
つながりの薄い商品なりブランドは
検討対象から外されていきます。
そこで最後まで残るには、つながりを
思い出させる、印象付けることが大切に
なるのですね。

YouTubeでは、
・ストーリーを語る、できれば人を絡めて
・メッセージを絞り込む
・ユーモア、意外性を盛り込む

といった方法が提示されていました。


「D」「Direct」「Direction」
つまり「行動を促す」こと。
ファネルの最後の部分ですね。

「CTA(Call To Action)」という
用語がありますが、これは要は「ポチッ」と
購入ボタンを押してもらうために、
「ポチッと押してね!」とハッキリ伝えたり、
購入ボタンそのものを目の前に差し出したり、
具体的なアクションを取るきっかけを提供する
イメージです。

YouTubeでは、
・上記の「CTA」を視聴者に示す
・画面の「CTA」を音声でも強調する

ことが推奨されていました。


YouTuberであれば、皆さんこの辺の内容は
十分学ばれていることでしょう。
むしろ、YouTuberでない人こそ、
普段の仕事に応用できるヒントが得られる
のではないかと思うので、
Googleのサイトを一度ご覧になってみて
ください。


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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。