トップダウンとボトムアップ
プロジェクトチーム的なものに入る
ことになり、売上をどの程度見込める
かのシミュレーションを行なっている。
以前は、商品の上市にあたり、
頻繁にシミュレーションする機会が
あったのだが、最近は自分でやる
機会がなかった。
久々に、色々な妄想をしながら、
あるいは様々な仮説を立てながら、
ああでもない、こうでもないと
数字をいじくりまわしてみる。
全て架空の数字だけでは現実的な
シミュレーションはできないので、
事実に基づく数字を引っ張って
来た上で、適宜合理的な仮説と
組み合わせて、どれだけ儲かり
そうかを計算するのだ。
こういうシミュレーションをする
にあたっては、トップダウン的な
アプローチをとる場合と、
ボトムアップ的なアプローチを
とる場合とがある。
トップダウンというのは、
大きな枠組みから入っていく
アプローチ。
例えば、市場全体はどんな大きさ
で、その中でどれ位のシェアを取る
ことができそうかを考える。
市場の金額にシェアを掛けて
あげれば、想定の金額を導き出す
ことができるわけだ。
市場で取引される金額と、
自分たちが卸売や小売と取引する
際の金額は異なるので、その辺は
想定されるマージンを計算に組み
込んでおくことになる。
ボトムアップというのは、
言葉通りトップダウンの真逆で、
個店でどの位売れそうか、
商品の力を推測して仮説を立て、
それが今の自前の営業力でどの
位の店舗数に入れられそうか、
積み上げていって合計数字を
導き出す。
大抵の場合は、これら両者を組み
合わせることになる。
というのも、トップダウンでやると
数字が上に振れやすく、逆に
ボトムアップでやると数字が下に
振れやすいので、両者を見比べて
現実的な見込みを出すと丁度良い
塩梅だったりするのだ。
トップダウンは、社長やそれに近い
ポジションの人、あるいは経営企画
部門などが取り組むことが多く、
ボトムアップは、現場により近い
部門、営業やマーケティングに所属
する人が取り組むことが多いために、
どうしても上振れ、下振れの傾向が
出るのは致し方ない。
今回は、自分自身でトップダウンと
ボトムアップの両方から数字を
いじくりまわしてみて、どの辺が
現実的かを検討中。
没頭して、いつの間にか結構な時間
が経っていて驚いたが、集中した
お陰で割と良いシミュレーションが
仕上がった。
とはいえ、議論のスタート地点に
立っただけなので、これから一山も
ふた山も越えねばならない。
在宅勤務の多い昨今、集中しやすい
環境を維持して、プロジェクトに
貢献できるように努めるとしよう。
さて、今日は1月1日から丁度
100日目にあたる。
つまり、noteを毎日更新し始めて
丁度100回目。
昨年の七夕からFacebookは毎日
更新し続けてきたので、連続更新
記録は277日になるはずだ。
1年間継続まで、いつのまにか
100日を切っている。
これからも粛々と、
雨の日も風の日も、
調子が良くとも悪くとも、
情報発信だけは欠かさずに
日々を過ごしていくつもり。
いつもお読みくださっている
皆さまに、感謝申し上げたい。