「ブランド・ジャパン 2024」ランキング発表
インターブランド社が毎年発表する
「Best Japan Brands」
「Best Global Brands」
というランキングは、このnoteでも
何度か紹介してきました。
他に有名なランキングとして、
日経BP社が仕切っている
「ブランド・ジャパン」
というものがあります。
つい先日、2024年のランキングが
発表されたということで、
今日はこれをネタに少しばかり
書かせていただきます。
インターブランド社のランキングと
上位の顔ぶれが結構異なるのが、
とても興味深いところ。
そもそもの評価基準が異なるので、
当然ながら顔ぶれも変わってくる
ということなのですが、具体的に
どの辺が違うのでしょうか。
インターブランドの
「Best Japan Brands」
におけるブランド価値評価は、
以下の3つの分析で構成されています。
これに対して、日経BPの方は
以下のような説明を展開して
います。
最も大きな違いは、
「財務分析」の重要度でしょうか。
インターブランド社のランキングは、
ブランドがもたらしている「利益」や、
ブランドの「稼ぐ力」を重視するがために、
時価総額の高い企業ブランドがランキング
上位を占めている傾向にある気がします。
それに対して、日経BPのランキングは
より純粋に消費者の頭の中で一定の
地位を占めているブランドイメージの
強弱を測っている、そんなことが
言えそうですね。
分かりやすい例が、
4位の「カップヌードル」。
消費者の頭の中に、強烈なブランド
イメージを植え付けている偉大な
ブランドであることは間違いないの
ですが、メーカーの「日清食品」が
13位と後塵を拝していたのには、
少しばかり驚きました。
また、
5位の「ダイソー」
10位の「ユニクロ」
13位の「ワークマン」
15位の「ドン・キホーテ」
といった具合に、小売店ブランドが
上位に多くランクインしているのも
特徴的ですね。
この「ブランド・ジャパン」は、
ページを見ると推測していただける
通り、個別企業に対してブランド
分析パッケージを売り込むための
ツールとして、毎年大規模に調査を
行い、このランキングを作成して
います。
なかなか商売っ気の強いサイトで、
正直なところ少々面食らったほど
です。
中身についてもう少しツッコミ
どころがありそうですが、
字数がかなり多くなったので、
一旦筆をおきます。
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。