右と左とど真ん中
今のメディアの論調から判断すると、
私は右翼に分類される。
最右翼とまでは言わずとも、かなり
右寄りとなるだろう。
しかし、本人としては、「ど真ん中」
という意識しかない。
メディアがあまりに左に寄っている
から、私が相対的に右寄りになって
しまうだけである。
私の世代は、公教育の世界でいわゆる
日教組が全盛の時代。
今でこそ大分組織力が衰えたように
聞くが、当時はかなりの力を持って
いた。
彼らの教育は、極めて偏った歴史観に
依拠している。
戦争を通じて、日本はとてつもない罪を
犯したから、それを償うべきである。
日本人は、放っておくと戦争を起こして
また世界を暗黒に陥れる。
そんなことを言いだしかねない、
自らを呪うかのような歴史観。
いわゆる「自虐史観」である。
私自身、小学生の頃に父親から、
「お前は赤か?!」
と言われた経験がある。
「赤」とはもちろん共産党、あるいは
共産思想を指す。
かつての日教組は、共産党の支持基盤。
知らずしらず、先生から刷り込まれて
いた思想を元に親と議論を戦わせたら、
共産思想のにおいをスパッと指摘された
といういきさつである。
そんな私も、高校、大学と教育を受け、
社会人になり、徐々にではあるが
「洗脳」は解けていった。
特に決定的なインパクトを私に与えて
くれたのは、伊勢雅臣さんの
「国際派日本人養成講座」
である。
創刊23年、私も少なくとも15年以上は
愛読しているメルマガで、その内容が
愛国心を涵養してくれて、良質なこと
この上ない。
このメルマガを通じて学んだことは
数えしれない。
あえて、何を学んだかを、端的に、
いくつかに絞って挙げると、
・国際人になるには、まず日本を知るべき!
・自国を愛するのは、極めて自然な感情!
・ご先祖様たちの努力があって、今我々がここに生きている!
・日本の真の歴史を学べば、自虐史観からは脱却できる!
もっと沢山あるのだが、ひとまずは
こんなところで止めておこう。
最後にある、「日本の真の歴史」と
いうのは、自虐史観に染められた
戦後の典型的検定教科書からは、
なかなか学ぶのが難しい。
その上、某新聞社を始めとする、
左寄りな思想が根強くはびこっている
多数のメディアの影響もあって、
洗脳が解けない大人も少なくない。
そんな状況に、一筋の光明を与えて
くれているのが、以前にも紹介した
こちらの本である。
日本の国歌である「君が代」の
ルーツ、そして本来の意味を、
分かりやすく説き起こしてくれた
絵本。
「君」とは、「天皇」のことを指して
いて、「君が代」は「天皇の時代」を
礼賛する歌であると多くの人が思って
いるが、実際の起源は、自分の愛する
人を想う恋の歌だった!と聞いたら、
かなりの人は「えっ!?」と思うのでは
ないだろうか。
日本の真の歴史を学ぶ、良質なテキスト
として、そして素晴らしい英語対訳が
付いているので、日本のことを堂々と
外国人に説明する際のツールとして、
日本人必読にして欲しい本なのだ。
この度、出版元の文屋さんが、
素晴らしい企画を実行に移された。
なんと、3分の1の値段で「普及版」を
出版するのである。
しかも、12月15日までは「2割増し」
キャンペーンを実施するとのこと。
私も早速30冊ほど注文をした。
様々な人たちに配ることで、
「普及」兼「布教」活動にいそしむ
予定である。
日本で生まれ、日本で育ち、これからも
日本で暮らしていく日本人として、
より多くの人に正しい歴史認識を持って
もらい、世界的には当たり前の「愛国心」
インストールがもっとスムーズに進んで
くれることを切に願っている。
そして、自らが生まれ育った国を愛する
ことは、右翼でもなんでもない、むしろ
「ど真ん中」の思想であるという世界
標準がより早く根付く助けができれば、
そんなことを思うのである。