ミッション・ビジョン・バリュー、そしてパーパス
週末土曜日の午後、対面形式での
ワークショップに参加してきました。
私にとっていくつかある
「サードプレイス*」のうちの一つ、
「大人の小杉ゼミ」の企画で、
組織開発について学ぶために
10人ほどのメンバーが集ったのです。
*自宅でも会社でもない第三の居場所
ちょうど一年前に、
同じく組織開発の学びということで
「ポジティブアプローチ」の
ワークショップを行いました。
今回はもっとオーソドックスな
ところで、「MVV」などと略される
ミッション(Mission/使命)
ビジョン(Vision/理想像)
バリュー(Value/価値基準)
更に加えて
パーパス(Purpose/存在目的)
をつくってみよう、という内容。
事前にそれぞれの概念について
小杉先生から簡単な講義をいただき、
その理解を踏まえて、チームを分けて
実際に取り組みました。
その際に道しるべになったのが、
「MVV」の全体像、関係性を図示した
1枚の絵です。
ここでお見せできないのが残念なの
ですが、小杉先生がオススメの
こちらの本にオリジナルが存在して
いるとのこと。
その1枚の絵は、
「As Is」(現状)から「To Be」(理想)へ
進んで行く雁の群れを会社に見立てて、
「MVV」それぞれの概念を以下のように
説明してくれるものでした。
(私の追加的な解釈が多少含まれています。)
そして、パーパス=存在目的は、
ビジョンの更にその先にあるもの、
「北極星」のように常にそこにあって
揺るがないもの、そして
「それがなければ自分たちでなくなる」
ものとして定義できます。
目指すべき究極のゴール、
決してたどり着くことはできないながら
そこに行こうとすることが自分たちの
存在意義になる場所、
そんな言い換えも出来るかもしれません。
こうした定義を踏まえて、
実際にワークショップでは、
我らが属する「大人の小杉ゼミ」の
ミッションは何か?
ビジョンは何か?
バリューは何か?
そもそもパーパスは?
ということで活発な議論を行い、
チームとしての提案を短時間のうちに
まとめ上げたのでした。
メンバーそれぞれが、
どのような期待値を持って組織に参加
しているのかを確認しながら、
相互の意識をすり合わせていく時間は、
充実していてアッという間に
過ぎ去ります。
こうしたワークは、何度やっても
毎回メンバーも違えば
「場」のエネルギーも違うので、
違った展開を楽しめますね。
「MVV+P」は、一度つくったら終わり
ではなく、定期的に見直していくことが
重要です。
そもそもまだ持っていなければ、
まずはそれをつくること。
つくっていたとしても、最低でも
数年に1回は見直すこと。
自ら所属する各組織で、
真摯に取り組みたいものです。