見出し画像

呼吸に意識を払う

人間は、エネルギーを外部から取り入れて
生きている。

そう言われて、パッと思い浮かぶのは、
様々な食べ物や飲み物だろう。

もちろん、それらを口から取り入れて、
体内で消化し、エネルギーや栄養素として
活用しているのは、人間なら誰しも、
毎日のように行っていることである。

しかし、食べ物や飲み物と同等、
いやそれ以上に大切なのにもかかわらず、
つい忘れがちなこと、
意識の外に漏れがちなことがある。
それが、呼吸だ。

呼吸を通じて、酸素を取り入れ、
二酸化炭素を排出する。
これを、誰から教えられたわけでもなく、
ごく自然に、そして無意識に、
ずっと繰り返しているのだ。

実のところ、数日食べ物を絶っても、
死にはしない。

水分だって、かなり苦しい状況には
陥るが、飲まないで1日過ごすことは
十分に可能である。

しかし、呼吸だけはそうはいかない。
5分間呼吸できないだけで、
あなたは簡単に死へと至る。

もちろん私も同じだ。

呼吸というのは、かように人の命に
とって極めて重要な、
なくてはならない営み
であることは
論を待たない。

その「呼吸」についての価値を説く
素敵な本が、間もなく出版される。

著者のプレム・ラワットさんは、
50年以上にわたり、100カ国以上で
平和のメッセージを伝えてきた方。

私が個人的にお世話になっている、
小布施の小さな出版社・文屋さんを
営んでいる木下豊社長
が、満を持して
世の中にお届けする新刊である。

文屋さんでは、あの伊那食品工業の
塚越寛最高顧問
の本を何冊も出されている。
特に『いい会社をつくりましょう』は、
多くの人に読まれた名著。

また最近では、『ちよにやちよに』という
「君が代」をテーマにした絵本を出された。
何度かここでも紹介しているが、
下記が関連記事をまとめた形になっている。

この、『ちよにやちよに』のときと同様、
今回の『呼吸』の出版にあたっても、
文屋さんの企画で出版記念講演会
開かれることになった。
何と、著者のプレム・ラワットさんご本人が、
来日されて直接ご講演をされるというのだ。

普段は日本に住んでいないラワットさんと
直接お会いできるチャンスと考えると、
是非とも参加したい気持ちである。
現在入っている予定を、何とかして調整
出来ないかと考えているところだ。

ここのところ、仕事が慌ただしい状況が
続いている。
そういうときは、ついつい呼吸が浅くなり、
気付かないでいると体調不良への道を
まっしぐら、となりかねない。

こういうときこそ、ゆっくり、ゆったり、
意識的に呼吸に集中する。
そうするだけで、全身が蘇ってくる。

呼吸の力を、改めて頭に、体に、
染み渡らせるべく、ラワットさんの
本を読んでみる、話を聞いてみる、
そんな時間を作ってはいかがだろうか?

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。