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オーケー銀座店の課題?!

昨年10月17日、
「マロニエゲート銀座2」
ディスカウントスーパーの
オーケー」が出店したことが
かなり話題になりました。

年末恒例となっている、
日経MJ「ヒット商品番付」には
当初挙がっていませんでしたが、
12月27日「コンビニ・スーパー編」
と題したミニ番付が掲載されており、
そこでは見事「横綱」の評価。

そこに書かれていた寸評
引用します。

横綱:オーケー銀座店(オーケー)
ディスカウントスーパーのオーケーが10月、銀座に開業。299円(税抜き)のロースかつ重などが話題に。周辺住民のほか、インバウンドを意識した品ぞろえも

日経MJ 2023年12月27日号

私も近所のオーケーをよく愛用して
おり、ロースかつ重も何度か利用
したことがあります。
300円で食べられるお弁当としては、
極めてコスパが良い、ボリュームも
味も申し分のない出来です。

銀座でも同じ価格で販売していると
いうことに、驚きを感じました。
ロースかつ重に限らず、
概ねどの商品も他店舗と合わせて
かなりのディスカウント価格で
頑張っているのでしょう。

となれば当然、店舗別で利益率を
計算した場合に、銀座店はかなり
低くなってしまうはず
ですが、
恐らくは話題性、広告効果を見込んで
あえてやっていること
なのでしょう。

老舗ビジネス誌の「東洋経済」も、
オンラインでタイムリーに記事を
出していました。

人気が出て話題の店舗を取り上げ、
「惜しい点が1つある」というのは、
興味関心を高めるために結構攻めた
タイトル
ですよね。

実際に記事を読んでみると、
惜しい点が1つではなく複数指摘
されていて、タイトルが釣り気味
ではないかとツッコミたくなります。

日経MJの寸評に、
「インバウンドを意識した品ぞろえ」
との指摘がありましたが、
東洋経済記事はこのインバウンド向け
対策の一部が残念だとの見方をして
いました。

どういうことかというと、
あまりにも他の地域にあるオーケーと
同じようなスーパー然とした店内
なっているため、インバウンド客の
目をも引けるような演出をもっと工夫
した方が良いのではないか?

という指摘が一つ。

そしてもう一つの重要な指摘が、
商品の価格表示について。
オーケーでは「会員価格」として、
登録会員かつ現金払いのお客様には
通常価格の3%割引を提供
しており、
その割引された価格が値札に最も
目立つ形で表示
されているのが
インバウンド客には分かりづらい
というものです。

確かに、この仕組み自体、日本人にも
今一つ分かりにくい。
観光で来たインバウンド客であれば、
なおのこと理解するのは難しく、
値札の価格と支払い時の価格が違う!
というトラブルになりかねない
旨の
指摘はごもっとも。

現状は、とにかくその安さで
周辺住民を中心にごった返しており、
レジに長蛇の列が出来ているという
オーケー銀座店。
インバウンド客をも取り入れて、
更なる飛躍を目指す余地が
まだありそうです。


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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。