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Japan Branding Awards 2024
Interbrand(インターブランド)
という、世界的なブランディング
専⾨会社があります。
戦略、クリエイティブ、テクノロジーの
組み合わせで、クライアントのブランドと
ビジネス双⽅の成⻑を促進する⽀援を
行うことを謳っています。
そうしたコンサルティング活動の傍らで、
各種のアワード(表彰)活動も実施して
おり、先週23日付にて標題のアワードが
発表されました。
ニュースリリースによると、
このアワードは、以下のような目的を
掲げています。
ブランド戦略を展開する企業・団体のさらなる成長の支援を目的に創設されました。ブランディングのナレッジプラットフォームとして、優れたブランディングを実行している企業・団体における事業・サービス・製品を評価し、その活動内容を広く紹介、共有する機会を提供します。
受賞した企業は、以下の通りです。
【GOLD】
受賞ブランドの中で、特に総合的に優れた
取り組みをされたブランド
・Bioré(花王株式会社)
・Goldwin Inc.(株式会社ゴールドウイン)
・SHIRO(株式会社シロ)
【SILVER】
受賞ブランドの中で、戦略、実践の
取り組みに優れ、ブランディング成果が
これからより期待できるブランド
・ASICS(株式会社アシックス)
・mercari(株式会社メルカリ)
・YANMAR(ヤンマーホールディングス株式会社 )
【BRONZE】
応募いただいた全てのブランド の中で、
優れた取り組みをされ たブランド
・KAMIKATZ(株式会社スペック)
・LION(ライオン株式会社)
・unicharm(ユニ・チャーム株式会社)
受賞に至った評価ポイントなどは、
下記サイト並びにニュースリリースに
詳しく載っているので、
ご興味ある方は是非覗いてみてください。
所感として勝手なことを言わせて
もらうと、どのブランドも確かに
ビジネスがうまく回っている感の
あるところが選ばれているように
思うのと同時に、他にはどんな
ブランドが候補として挙がって
いたのかが気になるところです。
世の中にインパクトを与えている
ブランドは他にも沢山あるわけで、
なぜこのブランドたちなのだろう?
というのは素朴に疑問を感じました。
そもそも、審査をしてもらうべく
エントリーする際に、どうしても
インターブランド社と近しい関係に
ある企業へと声掛けがあることは
想像に難くありません。
ひょっとしたら、
同社がブランディングの支援を実際に
行っていたブランドばかり、という
可能性も否定できず、仮にそうだと
するといわゆる「マッチポンプ」だと
解釈できます。
(あくまでも「可能性」の話に
すぎませんので悪しからず。)
この点、同社が毎年発表している
「Best Global Brands」や、
「Best Japan Brands」に関しては、
ブランド価値を金額換算するという
客観的な基準・指標を用いているので、
あらぬ疑いを持たれる心配もないでしょう。
とはいえ、BioreやASICS、mercari
あたりは、ビジネスが非常に順調に
見えるので、彼らのブランディングに
興味を抱いていた会社や担当者が
もしいらっしゃったなら、
同社にアクセスしてみるきっかけと
してこのアワードは重宝するかも
しれませんね。
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