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英語でブッダ!

スタンダップコメディアンとして
活躍されているぜんじろうさん。
彼の持ちネタの中に、「般若心経」
関するものがある。
ネタばらしはここではしないが、
以前に聞かせてもらった際に、
それはもう大爆笑の渦!

アメリカで武者修行されていた頃から、
割と宗教に関するネタを多く取り扱って
来た様子。
キリスト教やイスラム教と、仏教、神道
などの違いを、面白おかしく表現し、
笑いを取る
のだ。

私自身、外資系勤めが長く、今でも
外国人と日常的にやり取りをする。
ここ最近は、コロナでお互いの行き来が
減ったが、それまでは海外から来客が
ある度に「マーケットビジット」
言って街中の小売店へと外人を引き連れ
出かけて行ったり、会食で様々な飲食店
に連れて行ったり
ということがある意味
業務の一部であった。

今後、そういった機会がまた増えて来る
予感を感じている今日この頃。
仕事の会話以外の、日常的な会話をする
際に、ある意味自分自身の文化的素養が
試されている
、などと言うと少々大げさ
かもしれないが、あながちそうとも言い
きれない。

仕事の話しかできない、と見られれば、
それは即ち「つまらないやつ」という
烙印
を押されたようなもの。
豊富な話題で場を盛り上げ、しかも
デリケートな話題はそれとなく避ける、
そんな「デキる大人」の対応を目指し
たいところ。

そんな時、宗教の話題というのは、
確かにデリケートな側面はある。
しかし、日本における神道や仏教は、
日本人の文化とかなり密接に関わって
いて、かつ宗教色も欧米のキリスト教
や東アジアのイスラムなどと比べれば
ずっと薄い。

そんなわけで、神道や仏教の話を英語で
できるようになりたい
なぁと思っており、
ぜんじろうさんに思い切って質問を
してみたところ、この本を勧められた。

Kindleで買えば1,000円程度で手に入る。
まだ半分程度しか読んでいないのだが、
非常に分かりやすい解説で、どのように
英語で仏教の概念を説明するかが極めて
実践的に学べる
良書。

これを読んで驚いたのは、
日本語で聞いてもよく分からない
仏教の様々な言葉、概念が、
むしろ英語で学んだ方が分かりやすい、
スッと入って来る場合が多い
、という
点である。

難しい漢字で、聞いたことのないような
単語が連発されているイメージに対し、
英語版の方は、それらの意味をシンプルに
翻訳してくれている感じ。
言い換えると、「本質」を抽出して、
端的な英語に読み替えている
のだ。

これでしっかり学べば、デリケートな
話題で地雷を踏むことなく、宗教の違い
から来る文化の違い、人の違いなどに
関する会話のキャッチボールを弾ませる
ことができそう
だ。

ぜんじろうさんが講師を務めてくださって
いる、トークスキルを爆上げするワーク
ショップの「卒業公演」が、
来月14日(土)に赤坂で行われる。

私を含む受講生の5分スピーチが15人、
加えて、件の「般若心経」ネタが出て来る
かは分からないが、ぜんじろうさん本人の
爆笑トークも聞けて、@2,000円。
興味を持ったら、是非お早めに。


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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。