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短期間に集中して叩きこむ

二十歳になった娘がマカロンを
食べたいというので、
先日お土産に持ち帰った。
時間の兼合いで、今回購入したのは、
勤務先から近い目黒アトレ2に
入っているダロワイヨ。
全て個包装されていて、お味も
なかなか悪くない。

マカロンは元々フランスのデザート
なので、パリ発のブランドが多い。
すぐに思い付くところでは、
何をおいてもまずラデュレ。
そして天才ピエールエルメ。
更にはサダハルアオキ。

どれもとっても美味しく、
甲乙つけがたいが、
逆にこれら以外のブランドでは
なかなか美味しいマカロンに
出会った記憶がない。

どれが美味しいかどうかは、
最初の内は正直分からない。
自分の中に基準、ベンチマークが
無いからだ。
だから、最初はひたすら色々試しに
食べてみる。
そのうち、それぞれの違いが
分かってくる。

歯ざわり、甘さ、色、香り、、、
自分の中にベンチマークができると、
味の良し悪し、バランスの良し悪しが
見分けられるようになってくる。

ベンチマークを作るには、
ある程度短期間に集中して
叩きこむのが良い。
前に食べた味を忘れる前に、
どんどんインプットする。

私の場合、一時期フランスの
化粧品会社にいて、マカロンに
お目にかかる機会が頻繁にあった
ので、その際に一通り食べてみた
経験がある。

最初は、こんなものが何でこんなに
高いんだ!と正直思っていた。
色々食べ比べるうちに、こりゃぁ
高くても仕方ないな、芸術品だな、
と思えるマカロンにも出会うように
なり、上に挙げた3つのブランドが、
さすがのクオリティだと思うように
なっていった。

ある程度短期間に集中して
インプットする。
これはあらゆる学びに応用できる
考え方だ。
そうすることで、効率的に自分の中に
「核」を作ることができる。

効率が高まれば、結果も出やすくなり、
それが楽しさややりがいにつながって、
ポジティブな連鎖が生まれる。

最近食べる機会が減っているので、
何かにかこつけて「自分へのご褒美」
にしたいなと秘かに思っている。

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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。