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スターバックスが霧島酒造とコラボ

相変わらず大人気のスターバックス
先日も、ちょっと空き時間に立ち寄った
ものの座る場所が見つからず、
注文するのをあきらめて外に出ました。

私のnoteでも、結構な回数で取り上げて
来ました。
例えばこんな記事。

そのスターバックスが、
「黒霧島」「白霧島」「赤霧島」
というファンの多い芋焼酎の銘柄で
有名な霧島酒造とコラボをする、
というニュースを見かけました。

オープンはまだ大分先にはなりますが、
宮崎県にコラボ施設をオープンさせる
とのことなのです。

しかも、新国立競技場をはじめとする
名建築を多数手がけてきた隈研吾さん
担当をするという、これまた贅沢な
組み合わせですよね。

そもそものきっかけは、何と2017年に
さかのぼるとのこと。
スターバックスが社内研修の一環で
霧島酒造を訪問したことがきっかけ

だったそうです。

地域社会への貢献や、自然環境との調和
いった点で、両社の考え方に共鳴する点が
あったのでしょうか。
本格的な検討が2022年から始まり、
ついに今月着工を迎えたとのこと。
完成は2026年の春を予定しています。

「その土地の環境、文化に溶け込む建築」
を体現するために、壁面の内装ボードの
材料として、スターバックスのコーヒー
豆かす
と、九州南部のシラス(火山灰)
混ぜ込んだとのこと。

また、具体的なアクションとして、
コーヒー豆かすや焼酎粕を使用した
「たい肥づくり」のワークショップを計画
しているそうです。
将来的に地域での植林活動に繋げる意図を
持った、「SDG’s」を地で行く活動として
注目されるのではないでしょうか。

こうした、豊かな「ストーリー」
あるいは「文脈」「背景」を持った
取り組みというのは、ニュースとしても
取り上げられやすい内容ですよね。

マスメディアにとっての「好物」は、
「社会にとって良いこと」

スタバにせよ、霧島酒造にせよ、
彼らの普段の事業活動は基本的には
営利事業
ですから、
「社会<企業」
という図式が成り立ちます。

ここに
「その土地の環境や文化に溶け込む建築」
といったストーリーが入ってくると、
「社会>企業」
という図式で捉えてもらいやすくなると
言えますよね。

そうなると、マスメディアに対する
ウケ
が俄然良くなり、ニュースとして
取り上げられる可能性が上がる
のです。

今回の両社のコラボが、そういった
PR効果を最初からガツガツと狙った
ものとまでは判断しきれませんが、
高いPR効果を発揮することはまず
間違いない
でしょう。

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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。