ぱいんのデザイン奮闘記 『基礎を強化して新たなステージへ…』
どうも皆さん、こんばんは。
私、山本優斗4月からデザインの特訓をしておりました。
今回は、そんな「山本優斗 4ヶ月のデザイン奮闘記」のお話。
と、意気揚々と書き始めたものの…
もはや書き出しすらも何を書いていたか忘れてしまうほど時間が空いてしまいました。笑
お久しぶりですという感じもないくらいなので、ブログ初心者のつもりで4ヶ月のデザイン特訓を振り返っていきたいと思います。
はじめに
デザインの特訓をしていました!と入ったものの、曲がりなりにも「デザイン」を仕事の一環にし始めてから2年間勉強を怠ったことはないと思っています。
とはいえ、僕はデザイナーになることが目標ではなく、「デザインを理解できる人」になるために勉強してきました。
僕の本業は経営なので、会社経営や外部の活動に時間を充てたいと考えていました。そして、ハックツはデザイン会社ではないため、デザインが完璧でなくても問題ないと思っていました。
しかし、個人的にもハックツ的にも、そうも言ってられない課題に直面しました…
浮き出てきた課題
このタイミングで、個人的な課題とハックツにおける課題が明確になりました。(当時ここまで明確に課題を言語化できていなかったな…)
ハックツの課題
デザインを専門にしているメンバーがいないため、専門ではない僕がデザインをしていること
ハックツはデザインの会社ではないという理由で、デザインの単価を低く設定していたこと
デザインフローやUI,機能の構造デザインやユーザー体験、機能要件のデザインが弱く、エンジニアに迷惑をかけていたこと
個人的なデザイナーとしての課題
実務を通じたデザイン経験しかなく、必要なスキルや考え方を都度学んでいたため、デザイナーとしての成長が効率的でなかったこと
表面的なUIデザインには多少慣れていたが、デザインの構造や要件、戦略など抽象的なデザインに理解が不足していたこと
解決策
とりあえずはこれらの課題に対処する方法を考えました。
強いデザイナーの採用、デザイナーの教育、外部委託etc…
様々な解決策を考えていました。
最終的には、僕自身がハックツにデザインの文化や業務を取り入れるために、 デザインマネージャーとして幅広いデザイン領域のスキルを身に着けて後進を育てていこうという意思決定になりました。
このアプローチにより、将来新しいデザイナーさんが加わる際にも効果的なコミュニケーションが可能となると共に、デザインシステムを構築することでデザインと開発の効率性を向上させることができると感じました。
そして、これらの課題に対処するために4ヶ月間のデザイン勉強を開始しました。
さあ、どう勉強していこう…?
その時考えていたこと
今まで、デザインをきちんと誰かに習ったことがなく、教科書的な勉強や誰かのレビューをほぼ受けたことがありませんでした。
何でデザインを本格的に習うとなった時、今までできていなかった3つの事を満たした学習方法を探していました。
自分の制作物に対して、専門的なレビューや指摘を受ける方法は何かないか?
デザインの基礎を効果的に学ぶためにはどんな勉強方法が理想なのか?
デザインのプロセスをより実践的に理解するにはどうすれば良いか?
これを満たすために色々な人に助けを求めました…
ajikeさんの新サービス「Dods」に巡り合う…
色々と模索した結果、最適な方法は見つからず…
学生の頃からお世話になっている、デザイン会社「株式会社ajike」の代表梅本さんに泣きつきました。
https://twitter.com/dubhunter
その結果、株式会社ajikeの新サービス「Dods」を提案していただきました。
(僕のインタビュー記事もあるので探してみてくださいw)
この「Dods」には、3つの魅力的な特徴がありました。
デザイナーを育成する
Dodsのデザインマネージャーがデザイナーを育成します。
デザインに関する情報を知る・共有する
デザイナーがぶつかる課題や解決策を、定期的に配信中。デザイン会社として培った知見やコンテンツをお届けします。
組織全体のデザイン力を向上させる
組織・事業部全体のデザインの力を底上げしたい企業に向けて、プロセス・ワークフローの仕組みと、運用を支援します。
まさに今のハックツと僕の課題を解消するのに最適なサービスでした。
そしてこのDodsで4ヶ月デザインの勉強をしていくことになりました。
4月時点での僕の現在地
自分のスキルと課題を正確に把握することが重要であると感じました。それにより、成長のメドを見つけ、どの分野で学ぶべきかを明確にしました。特に、以下の点が課題として浮かび上がりました。
ほぼ実務経験しかなく、体系的なデザインの知識が不足していた
デザインフロー、UI/UXデザイン、ユーザー体験の設計において、プロセスやステップの指導が不足していた
UI,機能の構造デザインやユーザー体験、機能要件やオブジェクト指向について理解が十分でなかった
この課題感の解消のために勉強が始まりました。
さあ勉強の始まり
Dodsでは、デザイン学習とアウトプットのコンテンツがあり、その中でも個人的にデザインの強化をできたものが、以下の二つのコンテンツでした。
デザイン学習とアウトプットのコンテンツ
デザイナーさんとのオンラインミーティング
の二つでした。
一連の学習フローがあり効果的にデザインのレベルが上がるようになっています。
デザイン学習とアウトプットのコンテンツ、デザイナーとのオンラインミーティングなど、様々な学習ツールを利用しました。デザインの知識を吸収し、それを実践に活かすプロセスを経験しました。
個人的最大の壁にぶち当たる…
基本的には問題なく勉強が進んだのですが、圧倒的に慣れるのに時間がかかったものがありました。
「オブジェクト指向」「ユーザビリティテスト」この二つの学習にめちゃくちゃ時間がかかってしまいました。
この二つができなかった理由は明確で、今まで「ほぼ実務でやっていなかったこと」でした。
こんなにも顕著に実務でやっていないことができていないとは思いませんでした。冒頭でも話した通り、デザイン勉強自体はずっとやっていたのですがただ知識として学んだものと、実践を踏まえて学んだものでは身につきかたが違うものですね…(当たり前っちゃ当たり前)
できるようになった事
この4ヶ月間で最も重要なことは、自分の弱点を正確に認識できたことです。
デザインのスキルを向上させることはもちろん、今までの成長を評価し、今後の成長方向を明確にしました。デザインの知識やUI/UXデザインの設計力も向上しました。
とはいえ、学んだ内容を実務に活かしてこそなのでこれからはガンガンアウトプットに時間を使っていきたいと思います。
最後に
今回の4ヶ月の勉強は、学習→実践→内省→新しい学習…というように自分が理想としている勉強方法を手厚くやらせてもらえたのがありがたい限りでした。
今思えば学生の時にも習っていたことが大量にありましたが、実践のレベルが低くてきちんと理解できていなかったんだぁと大反省しております。
デザインの基礎を学び直していく中で、いろいろな事業やサービスをデザインしていきないなと思うようになりました。
まずは、ハックツをデザインしていきます。
自分のレベルを上げて、もっと面白い事業をデザインしていけたらなと思います。
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