気になる表現 #5 素晴らしいことは世界がofferする
"I need you to live and experience all of the amazing things that this world has to offer you, okay?"
これは、NetflixのドラマシリーズUmbrella Academy最終シーズン最終話からの引用なのですが、この言い方は珍しいものではなく「あ、何回か聞いたことあるな」という感じ。ただ、今回 this world has to offer you の部分が英語独特だな…とあらためて思ったので記します。
日本語にすると「この世界が与えてくれる素晴らしいこと」かなと思いますが、worldがofferするというのが新鮮で。offerは「〜を申し出る、提供する、用意する」という意味で差し出されている感じがとてもします。
もう一つは has to が使われていること。have toは「しなければならない、しないではいられない、〜するほかない」なので、なんというか、もう世界っていうのはそういうもの、amazing thingsを与えずにはいられないもの、みたいな感じがして幸せです。
その他、文を読み解くにあたって知っていると読みやすいよ〜、という点を書いておきます◎
*need 人 to ~:人に〜してほしい
(wantも同じ形を取りますが、needは「必要性」を感じます。似てはいるものの、wantの方がよりストレートな「〜してほしい」欲求、needは主語にとってその「人」がそうすることが必要、みたいな感じでしょうか。「〜してもらわな困る」というニュアンスも)
*all of the amazing things that …:that からうしろが all of ~ thingsを説明しています。日本語だと「〜な素晴らしいこと全部」と前に来る説明。
Umbrella Academy、シーズン1から気に入って見ていたのですが、最終シーズンはちょっと平熱で見ていた感じ。でも最後はよかったな。「死ぬこと」「いなくなること」に対して、そうだよね…そういう感じがいいな〜とイメージできたです。
予告編貼っておきます!あらためて見たけど、やっぱり最初の方のシリーズワクワクするな〜〜
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