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【詩】不自由な足




悲しみは通り過ぎ
虚しさを感じる


手をすり抜けて
床に落ち割れた宝石


ただそばに置いていたかった
だけなのに


ただひとつの、、、


不滅の光に散った花に
手向ける言葉はなく
もうすぐ思い出す事も
無くなるだろう


愛(かな)しい気持ちなど
遠の昔に忘れた


はずだったのに、、、


不滅の光に晒されて
面影が重なる
景色は鮮やかに映る


愛(いと)しい気持ちが蘇る
残酷な程に


愛(かな)しい
愛(かな)しい
愛(かな)しい



2020.4.16

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