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「チキン・カライ」 簡単おいしい! ブラジルレシピ 講師:ソラブ・コーカンさん

#ブラジルレシピ
#月刊ピンドラーマ  2022年7月号
講師 #ソラブ・コーカンさん
#おおうらともこ  文と写真

チキン・カライ

ブラジルに暮らすアフガニスタン人は少数ですが、昨年から東洋人街リベルダーデ地区でアフガニスタン料理店をオープンしているソラブさんに、当店で一番人気の代表的なアフガニスタン料理チキン・カライを紹介してもらいました。ピンドラーマのYouTubeチャンネルで動画を視聴できます。

【材料(1人分)】
・鶏肉(手羽元か好きな部位)...150~200g
・トマト(大)(Tomate)...1個
・玉ねぎ(中)(Cebola)...1個
・赤・黄・緑ピーマン(Pimentão)...1個ずつ 
・レモン(Limão)...半分
・にんにく(Alho)...1片
・しょうが(Gengibre)...1片
・揚げ油(Óleo)...適量
・塩(Sal grosso)...適量

[ソース]
事前に鶏ガラスープにトマトピューレ(Extrato de Tomate)、ニンニク、ショウガ、塩、テンペーロ・バイアーノ(Temero Baiano)で味付けしたソースを用意しておく。

【作り方】

①トマトと玉ねぎはくし形、ピーマンは輪切りで2スライスずつ、ニンニクとショウガは薄切りにする。

材料

②鶏肉に切り込みを入れ、熱した油で鶏肉の表面が薄いきつね色になるまで揚げる。

③フライパンに②を移し、レモン汁と塩をふり、ニンニクとショウガを加え、中火で2分ほどふたをする。

④③にトマト、玉ねぎ、ピーマンを加えて全体を軽く混ぜ、さらに3~4分ふたをする。

⑤トマトソースを鶏肉にたっぷりかけて、ふたをして中火で約15~20分煮込み、最後に塩で味を調える。主食にパン、米、ジャガイモを添える。

スパイシーなチキン・カライの秘密は、アフガンではインドのチャルマサーラと呼ばれるスパイスを使用するとのことですが、その代用にブラジルではテンペーロ・バイアーノを使用してソースを作っているとのこと。食後のお茶は、ソラブさんはブラジル産の日本茶がお気に入りで、緑茶にはサフランとカルダモンを加えるのがアフガン流!


ソラブ・コーカンさん

◆今回の先生
ソラブ・コーカンさん

アフガニスタンのカブール生まれのハザーラ人。2012年よりサンパウロ在住。昨年、リベルダーデ地区にサンパウロで唯一のアフガニスタン料理店『コイババ(Koh I Baba)』(Rua Tamandaré, 109 - Liberdade)をオープン。インド料理とタイ料理もあり、i-foodやテイクアウトでも注文できる。
Tel: (11) 95953-1145
営業:火~日、11時~21時

文と写真 おおうらともこ


おおうらともこ
1979年兵庫県生まれ。
2001年よりサンパウロ在住。
ブラジル民族文化研究センターに所属。子どもの発達に時々悩み、励まされる生活を送る。


月刊ピンドラーマ2022年7月号
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