テケテケナー 簡単おいしい! ブラジルレシピ 2021年7月号
#ブラジルレシピ
#月刊ピンドラーマ 2021年7月号 HPはこちら
#先生 アダマ・コナテさん
#おおうらともこ 文と写真
アフリカ料理に自宅で挑戦!鶏肉をいつもの野菜とピーナッツペーストで煮込むテケテケナー。今回、このマリ料理を紹介してくれたのは、マリ出身のアダマ・コナテさん。日本の味噌感覚でピーナッツペーストをたっぷり使うアフリカ料理。サンパウロ市内のアフリカ料理店でも、様々な国を代表するピーナッツペーストを使ったメニューがあります。
【材料(4人分)】
・鶏もも肉 CoxaかSobrecoxa...600~700g
・トマト(大) Tomate...2玉
・玉ねぎ(大) Cebola...1個
・にんにく Alho...6片
・油 Óleo...適量
・塩 Sal...適量
・コショウ Pimenta do Reino...適量
・ピーナッツペースト(無糖) Pasta de Amendoim sem açucar...大さじ7~8杯
ピーナッツペースト
【作り方】
①油に塩とスライスしたニンニクを入れ、ニンニクがこんがりしてきたら、鶏肉を入れる。
②鶏肉を裏返し、両面がこんがりしてきたら、小口切りの玉ねぎとトマトを入れ、全体が浸るまで水を入れる。
③沸騰したら中火で10分ほど煮込み、ピーナツペーストを加えて全体をかき混ぜ、さらに10分ほど煮込む。
④塩、コショウで味を調えて完成。
マリではあまり料理をすることはなかったというアダマさん。ブラジルでの移民生活は自炊で、友人たちにもふるまいます。1時間以内でテケテケナーを煮込んで米を炊き、他にもザメン(牛肉炊込みご飯)、バナナの揚げ物、そして食後のマリ風ティーを手早く作ってくれました。白米の炊き方は、水から炊く方法と熱湯に米を入れる方法があり、ガスの消費を減らすエコ意識から、水から炊くとのこと!
◆今回の先生◆
アダマ・コナテさん(Adama Konate)
1981年、マリのバマコ生まれ。
2012年よりサンパウロ在住。
バマコ時代から会計士、詩人。
ブラジル・サンパウロ・マリ連合会の創設者の一人で、移民の地位向上のための活動家として、様々なセミナーや行政との交渉に当たる。
月刊ピンドラーマ2021年7月号
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