爪を愛でると、幸せが増える。

毎日必ず目にする、自分の手。

私はずーっと深爪で、自分の手はあまり見たくないタイプだった。
誰かに手を見られて、爪の小ささを突っ込まれると、見ないで〜‼︎と思うくらい、恥ずかしかった。

爪を伸ばしたい。と思いながらも、
物心ついたころからずっと深爪の沼から抜け出せずにいたのだ。

そんな私が今年の夏、約一ヶ月のボランティアの
夏キャンプを経て、爪を少し伸ばすことに成功した。

爪先の白いところの幅は指によってまちまちで、
決して綺麗‼︎といえるような見栄えではないけれど、
それでもきちんと爪の伸びている私の手は
とても綺麗に見えた。

自分の手を見るたびに、嬉しくなった。

ボランティアが休みの期間にはセルフネイルもしたりした。

最近は、伸びてきた爪をちゃんと整えて
ハイポキニウムを育てるために、
100均で爪やすりも買ってツヤツヤにしてみた。

そしてついに今日は、ネイルオイルを購入した。
エテュセの薄くピンクに色付いたネイルオイルなのだが、一塗りしただけで私の爪はさらに血色がよくなり、艶度は増し、つるつるになった。

爪一つで、ネイルオイル一つで、
こんなに変わると思っていなかった。

私の手は昨日の私の手よりも綺麗になり、
より一層、目に入るたびに幸せな気持ちになった。

毎日目に入る自分の身体の一部。
手をかけた分だけわかりやすく、
自分の爪に手を掛けている事実にも、
「いい女」気分があがる。

今度は、セルフの甘皮処理のアイテムも
手に入れてみようかな。

今日も1レベルUPした素敵な私で、眠りにつこう。

毎日note日記＊11日目
〈628文字〉