マーケットレビュー 2020/7/10

 

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今日は全体的に1%強くらい下落しました。寄り付きでは前日比でそこまでの変動はなかったのですが、後場にかけて徐々に下落しました。

業種ごとにみても、全業種で下落しました。中でも鉱業と不動産業で大幅に下落しています。鉱業については先のマーケットレビューでも述べている通りです。不動産業に関しては、日本経済新聞の記事にもあったのですが、「オフィス」というもののあり方に関しての議論が活発になっており、都心でもオフィス需要が減ってしまっているのも原因です。これらは始値の時点でもやや大きく下落しています。

このような下落を見ると、金融市場の一番の注目はまだまだ新型コロナウイルスだなと思います。


<2020/7/9>

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<2020/7/10>

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今日の動きもあって、直近のボラティリティがやや上向きな銘柄が多くなりました。しかしながら絶対値としては高い水準にはなっていませんので、さほど気にするほどでもないです。

全体的に下落していた中、第一三共、ソニー、ファナックが上昇しています。第一三共ということで、製薬の関して少し取り上げると、世界的にこの製薬にリソース(お金が中心)を注入しようという流れが世界的にあるようです。ビジネスとして今後急速に伸びていく可能性があります。


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シャープレシオはソフトバンクのせいで45度線にやや近づいたようにも見えますが、それを除くとまだまだ平行です。ただ、製薬系、通信系、金融系など、業種ごとにきちんとまとまっていて、今後安定が見込めそうです。

リターンに関しては、10日間の平均リターンはややマイナスによっています。しかし、全体的に10日間の平均リターンが高かった銘柄は今日のリターンも若干高かった銘柄が多いです。


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