マーケットレビュー 2020/7/15
今日は全体的にやや大きく上昇しました。日経平均は1.59%、TOPIXは1.56%上昇しました。NT倍率(日経平均がTOPIXの何倍か)もおおよそ1倍でした。
業種ごとに見ても、全ての業種で上昇しました。いつものごとく、鉱業では動きが目立ちますが、それ以外で行くと鉄鋼や不動産業でも動きが目立ちます。
<2020/7/14>
<2020/7/15>
直近のボラティリティはやや全体的に上向きな銘柄が多いようです。中でも、昨日に引き続きホンダやキャノン、セブン&アイが目立ちますが、リクルートも絶対値として3%以上となりました。JR東海もかなり上昇してきておりますので、警戒が必要です。
今日のリターンは全て上昇しています。ファナックやリクルート、JR東海などが高いようですが、全体的にやや大きく上昇した銘柄が多いです。これらはやや景気変動で受ける影響が大きく、NYダウの上昇もあって景気浮動期待で買われた可能性もあります。
10日間の平均リターンは4銘柄以外全てプラスに転じました。
シャープレシオは若干ですが45度線に近づいてきました。業種もばらついておらず、今後やや安定化が望めそうです。
上で述べたように、10日間の平均リターンは全体的にプラス側です。一方で、連日高かったソフトバンクなどは、割高感もあってか今回はあまり上昇していないようです。