マーケットレビュー 2020/7/27
連休明けですね。
最近、長いこと雨が降っています。雨が降れば飛沫も飛びにくく、ウイルス感染が抑制されるとよく聞きます。この説が正しければ、今後雨季が終わればもっと感染が拡大してしまうのかもしれません。
今日は日経平均は微下げ、TOPIXは微上げという状況でした。マザーズやJASDAQグロースはやや大きく下げているようです。
業種ごとに見てみると、全体的に上昇している業種が多いです。特に目立つのは電気・ガス業の上昇です。
連休中の米市場の指数が軒並み下落していたので、週明けの日本市場が気になるところではありましたが、寄り付きでの大きな下落から戻したみたいで良かったです。
米中の対立で同国の今後に不安がある一方、日本企業はやはり底堅いのかもしれません。伸びてもいませんが。
直近のボラティリティは全体的に下向きです。ちなみに、このボラティリティの算出は営業日ベースで算出しておりますので、連休があろうと機能します。
第一三共がやや高いボラティリティで推移しています。今日のリターンも他と比べると大きな上昇で終了していますので、気をつけるべきところではあります。
10日間の平均リターンはプラスの銘柄が多いです。ここは、信越化学が一番大きい値になっているようです。
シャープレシオは若干改善されています。上で述べた信越化学は、ボラティリティに比してリターンもしっかりと高いようです。なお、通信株や金融株はボラティリティが小さい(他と比べてという意味)割に平均リターンはやや高めの傾向にあります。
10日間の平均リターンと今日のリターンに相関はあまり見られませんでした。