洋書初心者こそ「薄い本」を選ぼう。おすすめの本と失敗しない洋書の選び方
洋書に不慣れな人がいきなり分厚いペーパーバックを読もうとすると、ほぼ確実に挫折します。
僕も調子に乗って洋書を読んで何度も挫折してきましたが、薄い本を意識的に選ぶようになってからは洋書1冊を最後まで読み通せるようになりました。
というわけで今回は、洋書初心者におすすめの薄い洋書と読み方について解説していきます。
▣ メリット絶大。「薄い洋書」を選ぶべき理由
薄い洋書を選ぶべき最大の理由は、最後まで読み通しやすいからです。
読書をしていて1番辛いのが、途中で読めずにやめてしまうことですよね。
買った本がもったいないという金銭的な理由もありますが「読めずにあきらめてしまう自分」という現実を突きつけられるので、自信を大きく失います。
ですから、なるべく薄い洋書を選ぶようにして「1冊最後まで読めた!」という達成感を味わうように意識すべきです。
もちろん、「薄い本だから難易度が低い」とは限らないですし、分厚い本だから必ず難解というわけでもありません。
しかし、相対的に薄い本のほうがやさしい作品が多いですし、GR(後述)などの初心者向けの洋書も多く揃っています。
こうした理由から、洋書初心者の人は例外なく薄い本から入ることをおすすめします。
▣ 薄いペーパーバックが見つからない問題
とはいえ、ここで問題があります。それは、薄いペーパーバックがなかなか売ってないということです。
そもそも、国内の本屋では洋書が売ってない or 数が少ないという現実がありまして、どうしても品揃えに限りがあります。そういった中から選ぼうとすると、どうしても薄い本は見つかりづらい。
大型書店の洋書コーナーを見てもらうとわかりますが、一般的なペーパーバックで薄い本(約100ページ)はほとんど見つかりません。
ですから、いくら薄い本が良いと言われても、そもそも薄い本を見つけるのがむずかしいという問題にブチ当たります。
家の近所に大型書店があるので頻繁に足を運んでいるのですが、そこでも薄いペーパーバックを目にする機会は非常に少ないです。
たとえ見つかったとしても、むずかしかったり興味のないテーマだったりするので、なかなか理想の1冊は見つかりません。
こうした現実があるので、洋書初心者の人はいきなり本屋で洋書を見つけてはジャケ買いしてしまいます。表紙もオシャレだし、なんとなく読めそうだから。その気持ちは僕もよくわかります。
たしかにジャケ買いにも良い面はありますが、最後まで本を読み通したいのであれば、勢いだけで洋書を買うのは絶対におすすめしません。
▣ GRがすべてを解決してくれる
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