電鹿/DENKA

あおによし県・奈良でお仕事をしています。 日常で想うこと、感じることを綴っていきます。 Twitterはこちら↓ 電鹿 (@denka_webdesign) https://twitter.com/denka_webdesign?s=09

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マガジン

最近の記事

時間の経過を感じる瞬間

何も変わっていないようで、変わっている。 そう感じるのはいつも何気ないひとときだ。 たとえば、レジ袋が有料になってたり。 たとえば、スタバのストローが紙製になってたり。 たとえば、電子機器の端子がUSB-Cで統一されてたり。 たとえば、ストリーミングであらゆる映画が観られるようになってたり。 10年前と比べても、便利な世の中になったなあと思う。 社会は着実に進歩していて、変わってないのは自分だけだと気がつく。 いつか振り返って、「俺も変わったなあ」と思える日は

    • "note"と"ブログ"の違い

      最近ブログを始めようと思っている。自分の浅薄な知識でも、誰かの為になるのなら共有したいと思うからだ。 すでにnoteがあるのだからそこで共有すればいいじゃないか、と思われるかもしてないが、noteはあくまで日常的でカジュアルで、緩いプラットフォームだと考えている。 ブログは目的によって分かれる。日記代わりに使う人もいれば、一つのテーマを追求し解説するサイトとして使う人もいる。私が尊敬するマナブさんのmanablogもそういったサイトのひとつだ。私も人の助けになるブログを運

      • コロナ禍における私の過ごし方。

        私の住む奈良県は、関西の中では新型コロナウイルスの感染者が比較的少ない。 あくまで関西での話で、全国的に見ると真ん中より上、大阪や京都など隣県で大量の感染者が出てからは如実に増えている。私の周りでも、パチンコ屋の駐車場に他県(主に大阪)ナンバーが溢れていると聞く。 県はようやく休業要請に踏み出すようだが、効果のほどは分からない。どこに感染者がいるか分からない以上、外出しないに越したことはないだろう。 今まではよくカフェに行き、本を読んだりのんびりパソコンをいじったりしてい

        • 書評-アガサ・クリスティー『なぜエヴァンズに頼まなかったのか?』

          どうも、こんにちは。 今回読んだ本の書評をしたいと思います。 アガサ・クリスティーについては説明不要かと思います。彼女の50年に及ぶ作家生活の中でノンシリーズものは少なく、『オリエント急行の殺人』や『ABC殺人事件』などのポワロといったシリーズものが有名ですね。 『なぜエヴァンズに頼まなかったのか?』(Why didn't they ask Evans?)は、ノンシリーズとしては『そして誰もいなくなった』と並ぶ人気作品です。私がこの作品を知ったのは米澤穂信さんからで、氏が

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        記事

          食わず嫌いを恥じる日々-米津玄師さんを聴いて

          私が最近まで避けていた歌手がいます。名前は米津玄師さん。 今や誰もが知っている売れっ子ですね。私は昔からどこか斜に構えているので、高校生の頃ならいざ知らず、今さら若者が聞くようなおちゃらけた曲は聴くまいと思っていました。You Tubeでおすすめで出てきても、とにかく無視。 彼が作曲したという『パプリカ』という曲も、テレビで流れるとすぐにチャンネルを変える徹底ぶり。子供のダンスも相まって端から下らないと決め込んでいました。 ところがある日、ラジオを聴いていると、彼が歌うバ

          食わず嫌いを恥じる日々-米津玄師さんを聴いて

          書評-アンドレイ・クルコフ『ペンギンの憂鬱』

          こんばんは。最近読んだ本の書評をしたいと思います。 本書の著者、アンドレイ・クルコフはキエフ生まれ、ロシア語で書くウクライナの作家です。96年に出版された本書は母国のみならずヨーロッパ全体でベストセラーとなり、ウクライナを代表する作家です。 私はロシア人作家の本は何度か読んだことがあります。文学大国なので、本を読まない方でも、ドストエフスキー、トルストイ、ゴーゴリあたりの名前は知っているんじゃないでしょうか。 では他のスラブ諸国の作家は?となると、日本で浸透している人は

          書評-アンドレイ・クルコフ『ペンギンの憂鬱』

          岩手「クク…鹿児島がやられたようだな…」 山形「奴は我ら田舎選抜の中でも最弱…」 富山「50万人を抱える県庁所在地など田舎の面汚しよ」 島根「全くだ」 鳥取「我など全県で50万人だぞ」 https://www.google.com/amp/s/www.nishinippon.co.jp/item/n/595384.amp

          岩手「クク…鹿児島がやられたようだな…」 山形「奴は我ら田舎選抜の中でも最弱…」 富山「50万人を抱える県庁所在地など田舎の面汚しよ」 島根「全くだ」 鳥取「我など全県で50万人だぞ」 https://www.google.com/amp/s/www.nishinippon.co.jp/item/n/595384.amp

          作品レビュー『PSYCHO-PASS サイコパス3 FIRST INSPECTOR』

          こんばんは。視聴後の熱も冷めやらぬまま書いています。 私はこの『PSYCHO-PASS』シリーズが大好きで、2012年の放送当時からずっと追っていました。 新主人公を迎えキャストを一新し、新たな展開を見せた3期から時を俟たずして公開された今作、劇場での公開に加えアマゾンプライムでも同日配信とは本当にありがたい。 コロナ騒ぎで映画館へ行くのが気が引けるので助かりました。関係者の方々に、感謝。 シーズン1の時点で完成度がかなり高く、単体でもよく纏まっていたのですが、数度の続

          作品レビュー『PSYCHO-PASS サイコパス3 FIRST INSPECTOR』

          海外ドラマ感想『ザ・ボーイズ』

          久しぶりに更新します。どうにもずぼらでいけません(笑) 私はアマゾンプライムに加入しており、プライムビデオをよく視聴します。 日本のアニメと海外の映画がほとんどで、連続ドラマやドキュメンタリー(スポーツ関係)もたまに見ます。 今回私が思わず一気観してしまったのはこちら、『ザ・ボーイズ』。 ~あらすじ~ 欲と名声にとりつかれたスーパーヒーローたち。非公式に「ザ・ボーイズ」と呼ばれるグループが腐敗したスーパーヒーローたちを倒そうとする。特殊能力を持たない彼らは根性と信念で悪

          海外ドラマ感想『ザ・ボーイズ』

          サッカー界では、強いチームのユニフォームを真似ることがよくある。 イングランドに臙脂×青の配色が多いのは、かつて英国一の強豪だったアストンビラの影響。 同じように、日本の松本山雅の緑は、ヴェルディへのリスペクト。 Jリーグも歴史を重ねてきたなと思う。 こういう文化、好きだ。

          サッカー界では、強いチームのユニフォームを真似ることがよくある。 イングランドに臙脂×青の配色が多いのは、かつて英国一の強豪だったアストンビラの影響。 同じように、日本の松本山雅の緑は、ヴェルディへのリスペクト。 Jリーグも歴史を重ねてきたなと思う。 こういう文化、好きだ。

          女子高生×山登りアニメ『ヤマノススメ』から学んだ3つのこと。

          私はアニメが好きです。その中でも、かわいいキャラクターがアウトドアに挑戦するアニメが好きです。 今日は「しろ」さん原作の漫画で、アニメ化されたヤマノススメについて語りたいと思います。 2013年に5分アニメとして始まったこのアニメも、人気が出て2期から15分に拡大し、現在サードシーズンまで展開されています。 緑豊かな埼玉県飯能市を舞台に、引っ込み思案な高校生雪村あおいと、幼馴染で活発な倉上ひなたが、山を通して人間的に成長する物語です。 ▲バーベキュー客で賑わう飯能河原。

          女子高生×山登りアニメ『ヤマノススメ』から学んだ3つのこと。

          毎日投稿する難しさ。

          数日前からnoteの投稿を再開し、文章と情報発信の練習のため、できる限り毎日投稿しようのだが、早くも滞っている。 投稿するネタは考えれば見つかるけれど、その日の体調や気力を考慮すると、なかなか難しい。毎日欠かさず魅力的な投稿をしている方々は、本当に尊敬する。 私は本は読むが物書きではないし、文章力は平均的だと自覚している。いや、長文を書くことに関しては平均以下かもしれない。いつも短文や、まとまりのない散文で終わってしまうのだ。日常で感じたことを文章にするのも、練習しなければ

          毎日投稿する難しさ。

          劇場版『SHIROBAKO』を観て思ったこと。若いうちの苦労はやはり買ってでもするべきだ。

          アニメを作るアニメ、SHIROBAKO。 ファンには説明不要だろうが、零細アニメ制作会社のリアルが描かれている非常に面白い作品である。 放送当時、私も駆け出しの社会人とあって、新人の苦労や、自分の思いに反する組織事情に、深く共感したものである。 今回の劇場版はTVアニメ版から四年が経過し、登場人物たちもそれぞれ重要な役割を任されている。 主人公の宮森あおい(通称みゃーもり)は、制作進行のエースとして、TV版の時から並外れた活躍を見せていた。 本作でも八面六臂の活躍を期待

          劇場版『SHIROBAKO』を観て思ったこと。若いうちの苦労はやはり買ってでもするべきだ。

          人間関係構築の大切さ。

          私は昔から友達が少ない。自然に私らしく生きているだけなのだが、男女問わずとにかく人が寄ってこない。学生時代、ナチュラルに友人関係を築いている同級生を不思議な目で眺めていた。 それは今でも変わらない。某組織に勤めて今年で9年目になるのだが、未だに馴染めない。同期や後輩が、上司に飲みに誘われ、やれ派閥だの誰々課長がどうだの、私の全く知らない話をしている。おそらく、組織での私の知名度は最下位クラスだろう。 生まれつき社交的な人間は、それだけでアドバンテージがある。たとえ実家が貧乏

          人間関係構築の大切さ。

          映画『パラサイト 半地下の家族』

          先日、話題となっている映画『パラサイト 半地下の家族』を鑑賞した。 外国作品として初めてアカデミー賞を受賞し、多くの人が訪れているこの作品について語りたいと思う。 初めて映画館で観る韓国映画 私は韓国映画が好きだ。 日本映画にはない独特の雰囲気、例えば常に北と向き合っている緊張感、強い家族意識、映像から漂う生生しい凶暴性とバイオレンス表現に昔から惹かれるものがあった。 今までも、『シュリ』、『JSA』、『ブラザーフッド』、『シルミド』など北との紛争を題材にした名作を中心に

          映画『パラサイト 半地下の家族』

          『B'z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-』Blu-rayを購入したら、やはりB'zは神だということを再確認した件。

          私は大のB'z好きだ。 遡ること20数年前、兄が借りてきたB'z the best Pleasureを聴き、1曲目のLOVE PHANTOMに衝撃を受け、以来ずっとファンである。 私は音楽に関しては保守的だと思っていて、30歳を迎えた今でも、10代の多感な時期に好きになった歌手以外、ほとんど聴くことがない。 新しいものに感動するフレッシュな感性が失われたせいもあるだろうが、私は自分のセンスには一応の自信を持っている。人生で出会った歌手の中で、B'zは間違いなく一番のグループ

          『B'z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-』Blu-rayを購入したら、やはりB'zは神だということを再確認した件。