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「面倒くさい」ことほど粛々と、たんたんと。

ついにやってきたこの季節。

毎年のことながら、ヒタヒタと迫りくる足音に恐れを成してしまいながらも、その足が止まることは絶対にない。受け入れよう、その事実。

「確定申告」である。


こんにちは。

差し迫る提出期限に、毎度悪夢を見そうなくらいに不安になってしまってしまう小心者のぴこつです。
成人向けの電子マンガで連載を抱える妻のniko先生(nikonikopun17)は、毎月このプレッシャーと戦っているのだな。


「確定申告」というと、あなたはどんな印象を持っているだろうか?

  • なんだかよくわからない

  • お金をいっぱい持っていかれそう

  • 面倒くさい

どれも正解である。

もう一つは「難しそう」と思うこともあるかもしれないが、実は確定申告そのものはそんなに難しいものではないとぼくは思っている。

確定申告はただ自分の収入と支出(経費)などを計算してその差額の利益とも呼べる部分に対して一定の税率を掛けて税金を納める・・・

というだけの話。

計算だけなら小学生でもできそうだうだよね?

それがなぜか「むずかしそう」とか「面倒くさい」と思ってしまうのは、対象が自分のお金だからとういうからではないかと思っている。

ただ並べられた数字だけの計算なら、計算ドリルの計算を解くようなもので、提示された数式を見て答えを出せばいいだけ。
※計算ドリルもたいがい面倒くさいわ

それが自分のお金が絡んだ瞬間にものすごく自分ごとになり、しかもその計算が終わると多額のお金を持っていかれる。

あ。「お金を持っていかれる」というのは、ぼくたちフリーランス(個人事業主)の人たちのことで、会社員の方がする確定申告は「お金を返してもらう」という場合のが多いのかもしれない。

「お金を持っていかれる」と「お金を返してもらう」の差は大きいかも。

やっていることというのはどちらも同じ確定申告で、なのにこうもモチベーションが変わるのも変な話。

前者は面倒くさい作業をしても最後にお金を持っていかれるだけ。
後者は面倒くさい作業をすれば最後にお金を返してもらえる。

考えてみれば当然っちゃ当然か。

共通しているのは面倒くさい作業だということ。


ぼくは毎年、e-taxを使って確定申告をしている。

もう10年近くこれをやっているので、昔に比べたらe-taxのシステムもかなり改善されてきているのを実感してはいるけれど・・・

それでも正直なところ「10年経ってこの程度か」というのがぼくの本音。
いくらポンコツエンジニアのぴこつとはいえ、この改善レベルの低さは耐え難いものがある。
ただこれはエンジニアというよりも、行政の分野の問題点だとは思うけれど。

e-taxに対して言いたいことは山ほどあるけれど、ここはその悪い口をグッと閉じて、いま言いたいことだけを書こう。

日々の思考を記事にして、noteという広大なジャングルの中で目に止まったあなただけにぼくの「なんのこっちゃ」を届けるのがぼくの役目。
これ以上にくだらない文章で、あなたの目を汚すわけにはいかないのである。


そもそも「面倒くさい」の正体というのは、「自分にとって不利益なことしか産まない」とか『取り越し苦労のくたびれ儲け』的な話で、労力に対して自分へのメリットが少ないからというのがあると思う。

確定申告をしたところで、自分が目に見えて儲かったり、得をしたりといった実感を得られることはあまりない。
どちらかというと義務だから仕方なくやるという感じ。

「義務」と聞くだけで面倒くさいよねぇ?


面倒くさいの中身は人それぞれに違うと思うけど、今ぼくが直面しているのは確定申告。
そもそも「それまでにこまめに帳簿をつけておけよ!」という話なんだけど、この時期になってしまった今となってはそんなことを言っても仕方がない。
(かれこれ10年ほど同じツッコミを自分にしています)


この「面倒くさい」に立ち向かう時、あなたはどうしていますか?


大半の人はやっぱり「面倒くさいな〜・・・後にしよう」っと後回し後回しになることが多いんじゃないかな?ぼくも、確実にそう。

だけど、本当にやらなきゃ仕方がない時っていうのは開き直るしかない。

そこでおすすめなのが

ただ粛々と、たんたんとこなす

だ。

面倒くさいからこそ何も考えずに粛々と実行する。これしかない。

もう一つ付け加えるとするなら

考えるよりも先に始めてしまう

だ。

自分が「面倒くさい」と考えるよりも先に手を動かして始めてしまう。
これによって余計な思考を回避できる。

やり方は、自分のトリガーポイントを決めてしまうこと。
「トリガー」って「拳銃の引き金」のことね。

何も考えずにコーヒーを入れて、机に座ったらすぐに作業を始めると決めてしまうこと。余計なことは一切しない。

確定申告ならば、パソコンを開いてすぐに経理ソフト(ぼくならmfクラウド)を起ちあげ、領収書の数字を打ち始める。

間違ってもTwitterとかYouTubeを開くようなことはしてはいけない。ネットニュースも禁止。寄り道は一切なしで一目散に面倒くさいと思われる事象を始めてしまうのだ。

始まったら、これまた何も考えずにただひたすらに粛々と、たんたんと作業を進めていく。音楽を聴くのもあり。確定申告でも帳簿付けのような単純作業ならば音楽は有効だ。

たいていの「面倒くさい」は自分の思考が邪魔をしているだけ。本当なら「やればいいだけ」のことのはずが、メリットやデメリットなどを考えてしまうからなかなか始められないのだ。

考えるよりも先に動け

とはまさにこのこと。そんなことわざがあるかは知ったこっちゃない。

「面倒くさい」のその先にどんな未来が待っていようが、今はそんなことは関係ない。今あるのは「ただやるかやらないか」だけの話。どうせやらなくてはいけないことなのだから、今やればいいのだ。

それをぼくはこの1ヶ月、毎日先送りしてやってこなかった。


今日はやるよ。ぼくはやる。


少しでもいいんだ。やり始めることに意義がある。とにかく粛々と、できるところまではたんたんとやる。

その先のことは、また未来の自分に任せよう。

そんな感じで、もしも今あなたが面倒くさい作業を抱えているなら、この方法を使ってみてほしい。

・何も考えずにすぐに手をつける
・粛々と始める
・たんたんとこなす
・できるところまでやる

ぼくと一緒に「面倒くさい」を乗り越えてほしい。


面倒くさい。みんなでやれば怖くない。



じゃあ、またね。

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