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バーニーズニューヨークのグラスでカフェオレ飲みながら考えてみた

今日は前振りは抜きにして早速本題に入ります✨ というのも後半に長々と語るからです♡笑 さあ行ってみよう→→ 今回の私のイチオシはこちら! 

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バーニーズニューヨークのグラスです😆 これは友達の結婚式の引き出物でいただきました。バーニーズのグラスは引き出物として結構使われてるみたいです。このコップは形が特徴的で、飲み口は左右に広がる楕円、底は上下に広がる楕円と、不思議な見た目をしてます。この時点でもうおしゃれなんよ。飲み口の縁はシルバーとゴールド、コップの内側全体に溝があります。極めつけは底のロゴ!BARNEYS NEW YORKなんよ。どんなに洗っても文字が消えないのよ。泣ける。ですが!私の推しポイントは内側の溝なんです😳✨ こいつが本領発揮するのは氷入れて飲む時。スプーンで混ぜたりコップを揺らしたりすると、氷が内側の溝に当たる度にコロコロンと美しい響きを奏でるのです…超絶おしゃれか!いやでもほんと飲み物の美味しさを際立たせてくるので、とっても重宝しております☺️ 最近はこのコップに氷を3つ入れて、希釈用のコーヒーシロップと牛乳でカフェオレを作って飲むのがマイブームです♩ 氷入れた牛乳って劇的に美味しいのってなんでだろう!笑 今もカフェオレ片手に執筆しております🙈

バーニーズニューヨークと聞くと、エルメス、ヴィトンのような高級ブランド名のひとつようなイメージがありますが、本来は高級百貨店としての名称です。ニューヨークに本店を置き、米国内各地に大型店舗を展開しています。日本でいうところの三越、伊勢丹、高島屋などと同じ立ち位置ですね。今、この百貨店さんたちがピンチなんだそうです😂
戦後からバブル経済が崩壊する1990年頃にかけて、百貨店業界は右肩上がりに成長し続けてきました。ひとつの建物の中に衣食住のあらゆる商品を取り揃え、実際にモノを見て買う対面販売が基本の商売スタイル。取扱う商品は比較的高価なものが多いことから、華々しく煌びやかな業界であることが伺えます!しかし1990年のバブル崩壊、ネットインフラ普及によるライフスタイルの変化、趣向の多様化など、様々な外的要因により百貨店離れが進み、市場規模は近年縮小傾向にありました。そこにコロナ禍の影響が拍車をかけ、対面販売を軸にした旧来型ビジネスモデルはその弱点を浮き彫りにされてしまいました。全国主要百貨店約70社の2020年度業績は半分以上が減収減益、あるいは赤字、経営破綻の危機に陥っている百貨店も発生しています。残酷にも繁栄と衰退は表裏一体。「昔はあんなに流行ってたお店だったのまさか潰れるなんて」つまりはそういう状況です😓

繁栄と衰退を表す言葉に「盛者必衰」というものがあります。これは学校のテストに出たやつ、改め平家物語のあの有名な冒頭に出てくるやつです✨ 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」「この世の現象は絶えず変化していくもの。どんなに勢いが盛んでも必ず衰える。その栄光はずっとは続かず、長い目で見るとまるで春の夜の夢のように短く儚い。勢いのある人も結局いつかは滅びていく。まるで風に吹き飛ばされる塵と同じようなものだ。」学校の授業で聞いた時は「ふーん」「へー」とか「漢字のところテストに出そう」とか、そんなふうにしか思えませんでしたが、大人になって学び直してみると「なんか今の時代に刺さる!」と今更感銘を受けました😳 平家物語は鎌倉時代に作られた軍事物語で、なんと作者不明なんだそうです。そのミステリアスさがメッセージ性を引き立てますね😎

表面的に捉えてしまうと「勢いがあってもいつかは滅びるものなんだ」という下向き後向きな悟りに聞こえるかもしれませんが、私は戒めだと思うのです。何事もいつかは滅び得るものだからこそ、栄え続けるため、あるいは滅びないための思考を重ねなければならないという、誰とも知れぬ鎌倉時代からの叱咤激励ではないでしょうか🤔

かつて華々しく輝いていた百貨店業界、コロナ禍の追い討ちにより衰退の一途を辿っていましたが、業界全体や企業ごとに新しいビジネススタイルを生み出そうと工夫を凝らしています。百貨店とショピングセンターを組み合わせたハイブリット型店舗の展開、店舗を体験する場とし売らないことを前提とした情報発信型への挑戦、カテゴリーごとの専門スタッフを配置し接客サービスを強化したコンシェルジュ型販売スタイルの確立。業界や企業は試行錯誤を繰り返しながら存続の道を模索する動きをとっているのが分かります。どうやら世の中は着々と思考を重ねているようです🙂

私たち人も同じです🙌 コロナ禍での生活に不便さは感じるものの、不慣れさは薄れてきたはず。当たり前のようにマスクをして、当たり前のように手指消毒をする。お家時間の過ごし方を考えて生み出して、いつしかそれを共有し合うことそのものも一種の流行にしました。コロナ禍によって失われかけた人の営みを、試行錯誤を繰り返すことで新たに生み出しているのです。コロナ禍に見舞われて以降、企業も人も新たなビジネススタイルあるいは生活スタイルを懸命に模索し、それは相関的にかつ必然的に、今をこれからをどう生活していくかという思考を重ねています。
僭越ながらわたくしも思考を重ねる者の端くれにございます。自分の得意なこと、やりたいこと、やってて楽しいことはなにかな。想像しては紙に書き出してみたり、人と話してみたりしました!まだまだ模索中ですが、noteを始めてみるというひとつの行動にたどり着きました☺️


考えることそのものが大事だと思うのです。ひとりひとりが、他の誰でもない自分のために。そして一歩なにか行動してみる。ここに書きながら私も自分自身に言い聞かせています。きっとそれが変わりゆく時代の中で生活し続けるために必要なことだと思うから。皆様もなにか自分のために今やこれからについて思考を重ねてみてはいかがでしょうか🤗

真面目に長々と語りすぎたせいでコップの中の氷が全部溶けてしまいました…これじゃ氷の音色が聞こえないよー😱 溶けた氷で薄まってしまったカフェオレを構わず一気に飲み干して、さて次の記事は何にしようか、どんなふうに書こうか、と思考を重ねるCHISAでした♩

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