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2024年下半期の活動報告!

 そんなわけで今年が終わります!!
 毎度毎度、12月になると思うことですが、今年もあっという間に過ぎ……

 忙しさの中ですべてを忘れ去ってしまう前に、ざっと下半期の活動をまとめていきたいと思います。

 上半期は主に公募の結果について報告しましたが、下半期はそれに限らず色々と動いていたので、セクションごとにまとめていきたいと思います。


①公募

蛯原は公募の応募状況と結果をエクセルにまとめて管理しています。
ここでは「現時点で結果が判明しているもの」のみを報告します。

何かしら入選を果たしたものは黄色、落選は青色で塗っています。

2024年下半期の公募結果

見える……黄色のラインが見えるぞ!!

応募した11作のうち、なんと4作でなにかしらの結果を出すことができました。打率でいえば三割六分三厘……なかなかの好打者やないかい!!

HelveticaBooks短編小説賞では『空から降る数多の首』が審査員特別賞に。

自分としてはもちろん「絶対に良いものを書いた!」という確信をもって送り出した今作ですが、中々にトガッた内容で万人受けはしないと思っていたので、受賞の知らせが来た時には本当に驚きました。

きっと「クビコン」だったから評価を受けることができたのだと思います。賞を主宰してくださった皆様には感謝、感謝ですね。

こちらの作品は電子書籍『KUBISM』に収録されておりますので、ぜひ読んでいただけますとうれしい限りです。

ひなた短編文学賞では『秘密基地』が準大賞をいただけました。
締め切りの当日まで何も書けておらず、「やべ~なんとかしなきゃ」と焦りながら深夜のファミレスで一気に書き上げた今作でしたが、まさかの受賞!

うまくいくときはうまくいくもんなんだなぁ、と驚きました。
こちらは公式サイトで読むことができます。

集英社オレンジ文庫の短編小説新人賞では『逆さに降る雨』がもう一歩の作品に。もう一歩に選ばれるのはこれで二度目です。この一歩が、まぁ遠い!

毎年参加している地元宮崎県のみやざき文学賞では、『無垢を見上げる』で今回初めて小説部門の第三席を取らせていただきました。佳作で呼ばれたことはあったのですが、今回は賞金も出る枠に滑り込むことができました。

受賞作を収録した作品集は来年頭に刊行予定です。

下半期の公募の結果は以上です。
出せた作品数こそ少なかったですが、自分としては納得のいく評価を得られたので良かったです。

来年も楽しみながらチャレンジしていきたいと思います。

②自費出版

 
蛯原がサークル海老書房として年に一度参加している文学フリマ。
今年は九月に開催された文学フリマ大阪12にて、オリジナルの小説を販売しました。

タイトルは『月鱗のナツキ』。
クトゥルーホラーを下敷きにしたバディものの連作で、僕としては初めての長編小説です。

ネットショッピングでの販売はこちらから。

海老書房としては毎年一冊は本を作って文フリに参加しているのですが、今回は特に力を入れて制作に取り組みました。

作品自体はずいぶんと前に書きあがっていましたが、より楽しんでいただけるクオリティまでブラッシュアップするために、同人誌編集を生業とするあだん堂さんに力を借り、表紙のイラストも唯一無二の表現力を持つ枯曇けい氏にお願いして作品世界を描き表していただきました。

おかげさまで売り上げもよく、八十部刷ったうちの約半数が文学フリマ大阪12の会場ではけてしまい、今蛯原の手元にある在庫は二十部ほどです。

面白いものができていますので、是非ともよろしくお願いします。

③アンソロ寄稿

所属している読書サークルも含め、いくつかのアンソロジーに小説、エッセイを寄稿しました。すでに販売されているものが一つ、これから販売されるものが二つあります。

後者は両方とも来年一月の文学フリマ京都9にて販売予定ですので、チェックしていただいてもらえると嬉しいです。

『HODZINE3』浜松オンライン読書会
 文学フリマ東京39にて頒布 BOOTHにて販売中

『たとえあなたに魔法がなくても』 幻想インクリングズ
 文学フリマ京都9 お‐76 「HS書架」のブースで販売予定

https://c.bunfree.net/p/kyoto09/44776

『わたりどり』 鳥ノ豆出版
 文学フリマ京都9 け‐76 「鳥ノ豆出版」のブースで販売予定

https://c.bunfree.net/c/kyoto09/!/け/76


まさかの76番かぶり!!


ことし下半期の活動はこんな感じでした。
来年も色々と頑張っていきたいと思います!!

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