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20250128「ぴしゅたこの墨」で集英社オレンジ文庫短編小説新人賞の佳作をいただけた話と、今年の活動方針について

皆さん、あけましておめでとうございます!(遅い)
どうも、蛯原テトラです。
気が付けばすでに一月も終わろうかというところ。時がたつのは早いです。

では早速本題に!
タイトルにありますように、僕の書いた小説「ぴしゅたこの墨」が集英社オレンジ文庫短編小説新人賞で佳作をいただくことができました!
わー、めでたい!!

【佳作】ぴしゅたこの墨(著:蛯原テトラ) | オレンジ文庫

アマチュアの短編書きならだれもが一度は投稿する(かもしれない)ことで知られるオレ短。
前身であるコバルト文庫主催のころから出しているので、僕ももう何回目の挑戦になったでしょうか。

比較的多くの作品が選出される「もう一歩」にも入らない時期が長かった。自信作が「もう一歩」に引っかかるようになってからも、それはそれで足りない一歩はなんなのか、と模索する日々が続きました。

「ぴしゅたこの墨」は投稿サイトのエブリスタで行われている妄想コンテスト用に書いた短編で、投稿時、読者さんからの反応は良かったものの、箸にも棒にも引っかからずに沈んでいった作品でした。

自分としては会心の出来の作品が見向きもされず、相当に悔しかったこともあり、あきらめきれずに加筆改稿した作品を短編小説新人賞に送ったことで今回の結果につながりました。

なので皆さん、公募に一度落ちたとしても、あと一度くらいは別のどこかで再チャレンジすることをお勧めします(笑)

逆のパターンで言うと、過去にオレ短に送って「もう一歩」にも引っかからなかった「バロメッツの森で」という作品がエブリスタの妄コンで佳作に選出されていたりします。
やはり選者によって、刺さるツボが違うんでしょうね……。


昨年はとにかく短編を公募に出しまくった一年で、それなりに成果も出ました。以前の日記にまとめてあるので詳しくは言及しませんが、自分としても満足いくものがいくつか書けた気がします。

では、今年はどういう方針で創作に取り組んでいくか。

蛯原テトラの2025年のテーマは、ずばり「長編に挑戦」です!!

実はこれ昨年の頭にも「やりたいな~」くらいのノリで言っていたのですが、今年はしっかり腰据えて取り組んでいく所存です。

具体的に言うと、10万字程度の作品。
ライトノベルで一作、ホラーで一作を年内に書き上げて公募に出すことを目標とします。

短編小説は好きですし、書くのをやめるつもりはありません。
ですが現実として、短編を書いているだけでは、単著は中々出せない。
ここ数年の取り組みで身に着けてきたものを生かして、おもしろい作品を皆様にお届けできるように、頑張っていきたいと思います!

これにより、エブリスタやショートショートの公募なんかには時間的リソースがあまり割けなくなることが予想されます。更新の頻度が減って「あれ……蛯原生きてんのか?」と思われるかもしれませんが、書くことは絶対にやめませんのでご安心ください(笑)

それ以外の活動で言うと、10月の文学フリマ福岡への出店を予定しています。新刊には短編小説新人賞で「もう一歩」だった作品や、エブリスタで佳作をいただけた作品、他団体のアンソロジーに寄稿した作品なんかをまとめようかと考えておりますので、ご期待ください!

今年も健康に留意し、年相応の頑張りでやっていきたいと思います(笑)


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