リアル呪術廻戦したって話したっけ？

お久しぶりです。私です。

12/24より呪術廻戦映画始まりましたね。アニメから入ったんですけど面白いのなんのって！
昨日さっそく映画見に行きました。乙骨憂太好きすぎて私は乙骨ガールです。

呪術廻戦とは…人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いた、ダークファンタジー・バトル漫画。

特に作中に出てくる両面宿儺。虎杖悠仁の中にいる宿儺かっこいいですよ～！絶対的王な感じが。
そんな両面宿儺、今回はこのお話。

信じるか信じないかはアナタ次第。だがこれは本当に起こった話だ。

私の友達にA(男)という人がいる。Aとはかれこれ長い事友達で、引っ越す前は週1か2で飲んでた中だ。ゴミみたいな会話で笑う良い奴。
そんなAがある日突然

視えるようになった。

というより、Aに神が憑いた。読み手の皆様、「何言ってんだ？」って思うよね。わかります、わかります。
本題に戻りますね。近くにいる、話しかけてくると言うようになりその時ふと私に何かが流れ込んできて「その神ってこんな感じじゃない？」と絵に書いて表すとビンゴだった。
(どんな神とかは割愛します)

その神曰く、Aはキャパシティがクソ広すぎてなんでも受け止められるっと。数百、数千、数万と受け入れられる母体だと。その当時「部屋にわんさかいて毎日宴会だよ、オイ」と言っていた。

事実としてLINEしてたらいきなり「ああああああ」とか文章じゃないLINEがきて、何送ってんだよとスクショ送りながら聞いたら「俺のところにそんなLINEねぇよ」と言われ、神がiPhoneに興味覚えた！とか楽しんでました。そう、我々はアホなのでスーパーのんきだった。

そんな日常がスタートし、その説ではかなりお世話になったのも事実。京都大作戦に行った際も、「土産で酒買ってきたぞ！京都の酒だ」と渡したら…

「酒よりやっかいなもの持って帰ってきてんじゃねぇ！！！！何やったら呪い持ち帰ってくるんだよ！！」

っと怒られ祓ってもらったり。嘘だと思うけど事実なんですよね。京都は土地柄的にも強いというのも後で聞き納得した。

そんなある日突然、2,3日新潟に行ってくるわと連絡が来た。土産で酒買ってくるわとのこと。
何しに行くん？と聞くと、

「そっちの(霊媒師)界隈から連絡来て、器になってほしいって。俺じゃなきゃダメらしいから行ってくるわ」

とのこと。BLEACHか？なんだ、いきなりBLEACHの話でもしてんか？と思ったらなんと現実。
どうやら、その寺？神社？にある”開けては行けない箱”に触れてしまった女性が呪いを受け、精神崩壊したとの事。そう、それが両面宿儺の呪いだった。ちょっと記憶が曖昧だが、指？腕？手？がなんだっけ…まぁとにかくなんか入ってる箱だった。

医者に行っても原因不明、心療内科や精神科に行っても原因不明。日々弱っていく女性(精神崩壊してるので何も出来ず涎を垂らしている状態)がたどり着いたのが神主さんの所だった。もうあと1週間持つか持たないかの瀕死寸前。
そこで分かったのが病気でもなんでもなく呪いに当たったとの事。彼女の器では処理しきれない、いわばキャパオーバーが起き本体(体と精神)を蝕んで行った。

行くと決めたAは揺るぎないので、無事帰ってきたら酒飲もうと約束し奴は新潟へ向かった。
とはいえ、どこまでが本当か私も全てを信じていた訳じゃないが道中の実況が始まり(写真送られてきたり)現場へたどり着いた。○時からいよいよ、彼女が受けている呪いAに移す。

まるでテレビやマンガで見る世界。そっちの界隈とやらも、詳しくは書けないが尸魂界の人間界バージョンみたいで知らない世界がそこにはあった。いろいろあるらしいですよ、マジで。

その後日、連絡がきた。とりあえず帰ってきたから飲もうと。
いつものように居酒屋で酒を嗜みながらこの前の話を聞く。

移し替え？が始まると、テレビや映画で見たことあるように白い服を着た数人の神主がAを囲みお経を唱える。
女性に当てられた呪いをAに移す。するとAが言った。

「お経を唱えてた所までは覚えてるんだけど、その後のたうち回ってそこら中に吐きまくって暴れまくったんだってよ。その後気絶したらしい。んで今俺のところに居座ってる」

俺の所にいる？

What's？？？

聞いた瞬間、何言ってんだこいつと思ったのは言うまでもありません。

結果的に言うと、霊とかではないのでその呪い(媒体はあるみたい)を受け取ったとのこと。てっきり一時的に移して別なところに更に移すのかと思っていたからビックリした。
というか、Aの中で神vs両面宿儺の呪いという暗黒武術会が開催されていた。
しかも前述で述べた通りAは相当のキャパシティがあるので通常、両面宿儺の呪いなんて受けたら死ぬんですけど奴は1日で回復した。朝から死ぬほどごはん食べたよガハハと言い、

神主全員引いてたとの事。

これは居酒屋で聞いて声出して笑った。

そんな訳でAには神と幼女の神と宿儺の呪い+αが当時傍にいらっしゃった。飲んでる最中突然Aが笑いだし

「今さ、幼女がアキさんの頭の上に宿儺の手乗せて遊んでるwww 当分このままだわwww」

っといい見えない私は居酒屋で「ふざけんなよ！！とれ！！今すぐに！！！」と叫んだ。後日、ちゃんと持って帰ってくれましたのでご安心を。またその女性も今ではすっかり元気になったとの事です。”御礼”が相当な金額だったらしいがAは受け取らなかった。アイツはそういう奴だ。

世の中というのは想像を超えるものが突然変異で起きる。とはいえ、体験がないと嘘だと思うだろう。私も最初はそうだったが、実際起きてたので。だから生きるとは面白いのかもね。

ある日Aから1枚の写真がLINEで送られてくる。
「この写真何に見える？」との事。
私には普通の風景の写真にしか見えなくてそのまま伝えた。するとAは言った。

「俺にはこの写真(画像)が真っ赤にしか見えないんだ。何も見えない。結構来てるかもね」

っと。めちゃくちゃ喧嘩もするし、クソみたいな話で盛り上がる友達なので幸せになってほしい1人です。
その界隈の人は数年前に”近づきすぎて”亡くなってしまった。手に負えない相手だったようだ。
(会ったことはないが、私の話を知っていた。内容は割愛するが彼もまたすごい人だったのは間違いない)

これはもうかれこれ6年ぐらい前の話だが、現在で言ういわゆるリアル呪術廻戦みたいな事が起きていた。
今となっては笑い話になって「あの時やばかったよなー」とか「あん時の土産の大吟醸マジおいしかったわ」と笑って過ごしてます。

他にもこの手の話はたくさんあるけど、それはまた別の機会にでも。

あ、ちなみに私の部屋には居るらしいですよ。
私は気にしてないので平気ですが。
Aに引越しの際部屋の写真見せたら

「顔はイケメンなのに変態仮面みたいなやついるんだがwww」

っと言われました。4年ほど変態仮面と暮らしてます。

では、また明日。