ICT立国ルワンダの医療現場で活躍予定のロボット
「ICT立国を目指す」、「アフリカのシンガポールを目指す」、と公言しているルワンダで、新型コロナウイルスの医療現場で感染防止ロボットが使われるとリリースされました。
ロボットはMinistry of ICTとUNDPから、首都キガリにあるコロナ患者受け入れ病院 Kanyinya Treatment Centre に贈られ、今回はその引渡式のデモ動画が公開されました。
いつから実用化されるのかなどは明言されていませんが、この段階でリリースを出すのはPRが上手です。
5台のロボットにはそれぞれ Akazuba, Ikizere, Mwiza, Ngabo, Urumuri というルワンダ語の名前が付けられています。
この写真はIkizereです。膝のあたりに名前がプリントされています。
ロボットができること
1台当たり1分間に50~100人の体温測定を行える
病室に食事と薬を届ける
データを収集し、異常が検出された場合は医師と看護師に連絡する
今まで医療従事者が行なっていた事の一部を代替できるのであればかなりの負担を減らすことができそうですが、実際に現場で活躍できるか今後の動向をチェックする必要があります。
開発企業
ベルギーのZora Roboticsのルワンダ子会社 ZoraBots Africa が開発。
各ロボットの費用は約30,000USD(300万円以上)。 1年間のメンテナンス費を含む5台のロボットの総コストは、178,000USD(約2000万円)とのこと。
参考記事、Twitterアカウント、Youtube
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