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これから2

あ、困った、廉くんがかわいい、いとしい、君に会いたくなる、

君の好きなあの人、あのおにいさん、あのおじさん、ぼくもう苦しい
あの人の孤独もぼくは抱きしめたくなる

君に会いにいくために、ぼくは廉くんに恋をしようか

恥ずかしくなるんだよね
廉くん見てるとさ
こっちが恥ずかしくなる

廉くんに見られていると思って生きようか

このドキドキはきっとエネルギーになる

君に会いにいくために


ぼくにはね、芸能界、なんていう概念はないんだよ

ぼくにとってはぼくに見える全てがエンターテイナーなんだよね

エンターテイメントは余暇じゃないし、なおかつ生き抜くための仕事にしてはいけないものだよ

息するように全てがエンターテイナーなんだよ
それを数字にしてしまっては
無限の魅力に枠がついてしまうよね


社会との接点をなくし引き篭もり始めたあの頃まだ21歳だったんだなぁ

あっという間に28歳になりますが

息を止めていた20年はノーカウントでいいでしょう

ぼくはまだ8歳ということで
この調子で学んでいけばいいんじゃないかなって思います

驚異のマイペース


人は120年生きる生き物だと思っているので
平均寿命は80何歳だとか言っている人々とは違くて、
ぼくは人生の折り返しは30歳だと思っているし、

その人がその人として出来上がるまでには25年はかかるのが正常で、それよりも早く形作られてしまったり、自分ができていない段階で、他に新しい体を作り出していく人々を見ると

ぼくは息を止めてしまうのであったのだろうかと思う

それが悪いとは言えない
それが間違いだとは思わない
だが、
膨れていく苦しみや悲しみがもう限界で
これ以上は増やせないから
目を背け続けてはいられないと思う

自分をつくれるのは自分だけ


ぼくが初めて行ったライブは"世界の終わり"でした
まだ漢字表記の頃
ぼくがちょうど14歳になった日だったはず
2010年6月4日
北海道での初ライブって言ってた気がする
ワンマンライブではなかった
俺ら体力ないから5曲が限界って言ってた記憶がある
まだタイトルもない曲って言って、"天使と悪魔"を歌った

"何かを変えるってことは自分自身を変えるということとほとんど同じなんだよ
僕らが変わるってことは世界を変えるということとほとんど同じなんだよ"

そこだけしっかり覚えて帰った

忘れないようにしようと思ったそんな記憶がある

その頃のぼくは深瀬に恋をしていたと思う

誰にも言えないくらい

よびすてで呼んじゃうくらい


ぼくには友達がいなかったし
話し相手もいなかったけど
ぼくは退屈ではなかった

ぼくには誰かに話したいことはなかった

ぼくはいつも誰にも言えない想いを抱えて生きていた

言葉にしてはいけない
でも止められない渦巻く感情が
ぼくの中には常にあった

それを言ってはおしまいな言葉が
でもそれを言って終わりにするべき人々の行いが
ぼくを苦しめていた


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かえるのひかり(なるせ)
行きたいところにふらっと行きたい、ひとりのひかり暮らし、明日を恐れずに今日を生きたい、戦争と虫歯と宝くじのない世界を夢想してみる。