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【ブランド紹介】Albin Preißler/アルビンプライスラー 編

いつもご覧いただきありがとうございます。ピカキュウhomeです。

今回は、知ってほしい海外ブランドシリーズ第2弾!

100年以上の歴史を持つドイツのクリスマスブランド、"ベツレヘムの星"で大人気の『アルビンプライスラー(Albin Preißler)』についてご紹介したいと思います。

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アルビンプライスラーとは

アルビンプライスラー(Albin Preißler)は、木工おもちゃ産業が盛んなドイツ・エルツ地方にある小さな村「ザイフェン」に拠点を置く木工工芸品の工房です。
100軒以上のおもちゃ工房があるザイフェン村で、創業から100年以上の歴史を持つアドベントキャンドル立て最古のメーカーのひとつとして知られています。

長きに渡りエルツ山地の伝統的な作品を数多く生み出してきた老舗工房であり、現在は3代目であるシュテフィ(Steffi)さんと夫のハルトムート・バウアー(Hartmut Bauer)さんが、その技術を受け継ぎ今に伝えています。

伝統的な職人技を駆使して作られた手工芸品からは、エルツ山地の古い伝統と職人の息づかいを感じることができます。

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アルビンプライスラーの歴史

アルビンプライスラーは、1919年にフーゴー・アルビン・プライスラー(Hugo Albin Preißler)によって創業されました。

フーゴーは1883年にエルツ地方のハイデルベルクで生まれました。
第一次世界大戦が始まるまではターナーマイスター(木工旋盤職人)としてカタリーネンベルクの照明工場で働いていましたが、戦争で負傷し、これまでのように仕事を続けていくことが出来なくなります。

そこで彼は、1919年に妻のフリーダ(Frieda)と共に「アルビンプライスラー」を起業。燭台(ろうそく立て)や、ハンブルクの製薬業界向けの木製容器・日用品などの製造を始めます。

彼らが1932年にハイデルベルクのハウプト通りに購入した建物は、現在もアルビンプライスラーの本社として使われています。

創業者フーゴー・アルビン・プライスラーと当時の様子

フーゴーの息子であるルドルフ・アルビン・プライスラー(Rudolph Albin Preißler)もまた、父の影響を受け、両親の会社でターナーを学びます。
彼はザイフェンの職業専門学校に通い、1949年にターナーマイスター試験に合格。1953年、妻のブルンヒルデ(Brunhilde)と共に手工芸品事業を受け継ぎます。

その後、ルドルフは数年間で手工芸品の事業を拡大。アドベント燭台を中心に、クリスマスのツリー飾りやインテリア雑貨など、数多くのクリスマスアイテムが生み出されていきました。

そして1991年、ルドルフの娘であるシュテフィ(Steffi)さんと夫のハルトムート・バウアー(Hartmut Bauer)さんが、3代目として経営を引き継ぎました。
彼らもまた、アルビンプライスラーの高い技術に確固たる信念を持ち、伝統を守りながら新たな挑戦を続けています。

3代目のシュテフィさん

引き継がれる伝統技術

次に、アルビンプライスラーの繊細な手工芸品をつくり出すために欠かせない伝統技術を2つピックアップしてご紹介します。
どちらも、ピカキュウhomeで取り扱っているアイテムにも使われている高度な技術です。

木工旋盤

水に浸して柔らかくしておいた木材を木工旋盤(木工ろくろ)にセットし、高速回転させて刃物で削りながら丸みを帯びた木工品をつくる手法で、ドイツ語でドレクセルン(Drechseln)と呼ばれています。
木工旋盤の職人たちは、一つの図面から三次元の完成品を頭の中に描き、長年培ってきた経験と手の感覚だけを頼りに木材を削り出していきます。
ミリ単位の調整によって生み出される繊細な木の丸みが、アルビンプライスラー製品の美しさと品質維持につながっています。

木工旋盤(ドレクセルン)の様子
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削り木

100年以上も前からドイツ・ザイフェン村で作られている伝統的な木のおもちゃで、ドイツ語でシュパンバウム(Spanbaum)と呼ばれています。
あらかじめ円錐状に削り出しておいた木材を先端から上に向かって一つひとつカール状に手彫りしていき、最後に全てのカールを綺麗に整えたら完成です。
見事に統一された美しいカーブを寸分違わず削り出す、卓越した職人技が光る手工芸品です。

削り木(シュパンバウム)
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素材へのこだわり

木材そのものの自然な質感が楽しめることも、アルビンプライスラー製品の魅力のひとつです。
ブナ・カエデ・ニレなどの高品質な木材やニスを使い、自然の色合いや木目をそのまま生かしたデザインが数多く取り入れられています。

自然の風合いを生かした木製オルゴール

国際的な森林認証制度であるFSCとPEFC認証を受けた森林資源を採用することで、持続可能な社会の構築と環境配慮にも力を入れています。

FSCとは
環境、社会、経済の便益に適い、きちんと管理された森林から生産された林産物や、その他のリスクの低い林産物を使用した製品を目に見える形で消費者に届けることを目的とした国際的組織です。

https://jp.fsc.org/jp-ja/about_FSC_certificate

PEFCとは
本部をスイス・ジュネーブに置く世界最大の森林認証制度で、厳格な第三者認証の実施を通じて持続可能な森林管理の促進を目指す国際的NGOです。

https://sgec-pefcj.jp/pefc%E3%81%A8%E3%81%AF/pefc%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/pefc%E3%81%AE%E4%BD%BF%E5%91%BD%E3%81%A8%E5%B1%95%E6%9C%9B%E3%83%BB%E6%AD%B4%E5%8F%B2/

クラフトマンシップを愛して

100年以上に渡り受け継がれてきた伝統を愛し、確かな技術を伝承し続けるアルビンプライスラー。その名に込められた思いが、常に最高品質の手工芸品を創り出しています。
全ての製品に「MADE IN GERMANY」を掲げ、伝統を大切にしながらも新しいアイデアを積極的に取り入れています。
彼らのクラフトマンシップによって生み出される手工芸品を手にすると、エルツ山地の古い伝統への愛情と職人技術を感じ取ることができるのではないでしょうか。

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まとめ

高い芸術性と確かな品質で日本でも大変人気があるアルビンプライスラー製品。そこには、一つひとつ心を込めて命を吹き込む、職人たちの想いが溢れています。
卓越したクラフトマンシップが息づく唯一無二のアイテムの数々。ぜひ一度手に取ってみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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