新しい季節も、きみの傍で。
新しい季節、春。ぼくにはじまりなんて存在しないのに、春になって咲き誇る花々を見てこの花々も時間と共に散りゆくと思うとなんだかやるせない気持ちになる。
新しいはじまりに涙を流すほど不安がっているきみが、どうかひかりに導きだされるように願いながら文書をかくぼくは、繊細なんて一言で片付けられないほどに脆くてやわらかいきみのことをこの文章を通して、きみの傍で、遠いようで近いこの距離で、見守っています。泣かないでなんて言わないから、甘くてかわいくてとろけるような毎日を一緒に過ごしていこうね。きみなら大丈夫なんて確信もなければ、ぼくが君の背中を押せる力なんてないけれど、きみとぼくはここで出会ってそれぞれのひかりを掴むためにもがきながら前に進むきみを心の底から大切にしています。無理しなきゃいけないときも、ぼくたちだけのひかりは絶対に守っていこうね。頑張れたって、頑張れなくたって、きみの味方です。どうか生きていてね。
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