情けなく助けを求めたまま

きみはぼくのひかりだったよ。どうしようもなく暗くて窮屈でむさ苦しいあの空間に一筋のひかりをくれたきみのことが大好きだったよ。ぼくにとってきみはひかりを宿してくれる存在だったよ。今思っている感情すべて、ここで出し切らないと全てなかったことにされてしまうことをぼくは知っている。ぼくは悪者になっても構わないなんて言ってみたけれど、やっぱり腑に落ちないなあなんて嘆きながらぼくはここで感情のままに執筆している。ピンクで囲まれた薄暗いワンルームで悪く早まる鼓動と震える手つきで咽び泣きなくぼくを誰か、誰か早く見つけてなんて情けないSOSを出すけれど、誰にも見つからないまま、このまま永遠の眠りにつきたいと心の底から思った。

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