一週間分くらいの名言
日曜日に新しい焙煎機の設置のお祝いと、これからのルークカフェ&クレモナがますます元気に活動できるよう「清祓式」を執り行っていただきました。
その後は2か月ぶりの「レインボーオープンジャム」の開催があり、逆瀬川のレインボースタジオに行き、ルークに戻って3か月ぶりのコンサートシリーズを開催しました。
3か月ぶりにお客さまの目の前でステージをしたのですが、やっぱり…生演奏が良いですね。カメラを前に演奏したってなんにも楽しくないのです。面白くない。
MCで曲の説明をするのも久しぶりでしたが、いかがだったでしょうか。Youtubeをアップしていたのが功を奏したのか、曲についての説明はとてもするすると言葉が出てきました。このまま演奏活動が少しずつ回復していければいいなと思っています。それでも、元通りの世界には戻らないというか、新しい世界にわたしたちはこのコロナをきっかけに踏み入れたんだから、そこでしっかりと音楽をお届けしたい。と確信したステージとなりました。
来月26日は坂本龍一さんの楽曲に挑戦します。来週からは教授の楽曲をアレンジして少しずつアップしていきます。なんとなくピアソラとの共通項があるような気がして、それを楽譜を読み込みながら考えていきたいと思っています。
何日か分か溜め込んでいた#監督かじくん の言葉をお届けします。
「音楽は既存の要素をいかに集めるか、そしてそれをいかに組み合わせるかだと思う。日頃集める作業を怠っていると、いざというときに組み合わせ出来ないよ」
引き出しの多さが音楽の豊かさを作り、また研ぎ澄まされたものにすると思う。
「演奏家が分かりやすい言葉と数字を使って表現しても、共感されるだけで、実は解像度が下がってると思うんだ。人の感情ってそんなに簡単なことではないと思う。」
確かに、全てをわかってもらう必要はない。ある程度以上の内容になると、わからないものはわからない、でいい気がする。だから「言葉」自体をもっとインプットしたい。表現できる言葉は多い方がいい。
「クラシック音楽におけるクリエーションとは、ネタの仕入れが最も重要です。寿司屋とおんなじよ!」
どんなものを料理していくか。だから素材を何よりも大切にしたい。もちろん、調理する腕前はあること前提で。
「楽譜というのは表出させるクリエーションのアイデアのエッセンスを記入したものであり文章でもあります。」
楽譜にはストーリーがあると思う。だから読譜するスキルのことも読解力と言いたくなる。どうしてここでこうなったのか?どうしてこうなるんだろうか?今残っている楽曲にはそれが明記されていることが多い。(音符で。)楽譜を読み込む力というのは、文章を読む力と共通している。
「世の中ものを書くということが崇高なイメージない?いきなり清書みたいな感じ。それは意味ないことですね!」
とにかく知っている言葉から使っていく。語学の勉強と同じで、文章を書く作業というのはそれくらい身近なところから始めていきたい。
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第21号単品です。ウィーン気質。めちゃくちゃ共感できます。
◎【毎日ピアソラ】ピアソラのスペシャリスト集団として、ピアソラの様々な楽曲に、様々な編成で毎日取り組みます。
来週からは来月26日のコンサートシリーズに向けて坂本龍一さんの曲に取り組んでいきます。
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◎【クレモナ音楽教室】のレッスン日誌です。
厳しさってなんだろう。