【休職64日目・読書記録】大富豪からの手紙
GW真っ最中なのでしょうかね。
行きたいところはありますが観光客がすごそうなのでしばらく自重します。
ということで本日は読書記録。
大富豪からの手紙/本田健
普段読まないチョイスですが彼からお借りして読みました。
亡くなった大富豪だったおじいさんは家族に遺産を残さずに、すべて寄付をしています。
その代わり人生にとって大切な9つのことを手紙に託していました。
その手紙を孫のケイが読み、導かれるように旅に出るというストーリー仕立ての自己啓発本です。
それこそ中学生でも読めそうな平易な文章で書かれていますが、内田樹なんかも書いている、人間関係において大切なことはまず「自分から与えること」とか、シンプルながらに真実が書かれている本だなという実感です。
せっかくなんでなぜ自分から与えることが大切なのか、解説します。(これは著者の本田健さんではなく内田樹さんの作品を読んだ私の解説です)
自分から与えることの大切さと「有利」さ
〇〇をくれたらこれをやってあげる、ではなくまず自分から差し出すことで相手の信頼を勝ち取れます。
これは人間関係において大切なことというか私なりに有利に進める戦略でもあります。
もっとシンプルに言うと、挨拶は必ず「自分から」。
挨拶を返すのではなく自分からするのです。
自分からした挨拶は0から1を作り出しています。
0から1を作り出すことには何者も勝てないしかけがえがないことです。
「おはようございます」
「おはようございます、今日も暑いですね」
「本当に暑いですね、それでは」
こんな感じのコミュニケーションよくとりますよね。
最初に「おはようございます」と言った人よりも挨拶を返した人の方が返す内容を考えてなおかつ長いフレーズを返します。
それだけコミュニケーションにコストをかけているのです。
自分から「おはようございます」と声をかける側はかけるだけでいいんです。
返ってこなければそういう人なんだということが理解できますし、聞こえていないだけのこともありますしね。
コミュニケーションはまずなんでも「自分から」与えること。
これ人間関係の必勝法とも言えると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。