大好きなひと　S

平和なのんびりしたnoteが書きたいなと思った。

私は、好きな人がひたすらに好きすぎる。
バイかと聞かれることもしばしばある。
でも、女の子は友達としてしか好きにならないので逆に安心して大好きになれる。
片方が恋愛になると、壊れる関係もあるから。

現に壊れずに10年以上濃い友情が続いてるのは女の子だけだし。(10代20代は仕方ないのかも、これからに期待)

今日は高校からの友人、大好きなSの話をする。

Sは、吹奏楽で同じ楽器をしていた。

前にも書いたが、私は楽器がへたくそだった。（note→へたくそなトランペット）
でも、彼女は私に文句を言ったことも上から物言うようなことも一度もなかった。
ひたすら同じ学年の同じパートの同じ女の子として、一緒に泣いて笑って励まし合っていた。

それもこれも、最初に私がバカやらかしたからすぐに仲良くなれたのかもしれないと思うと、あの時の私、グッジョブ。

このときのメールの相手はこの子だったのだ。

一言でいうと、私がチェーンメールに見事に騙されて、知り合ったばかりの彼女が引っ越してしまうと思って泣きながら電話をしたって話。笑

クラスも一緒になると四六時中一緒で、家族よりもSと過ごす時間は長かった。

高校を出て、彼女は働き、私は貧乏学生で、会う頻度は減ったけどそれでも細く長く仲が続いて。
社会人になれば、一緒にライブに行ったり、もう1人の仲良い子と3人で旅行に行ったり、グループでスノボやフェス……街コンまで笑

イベントがあれば彼女とよく遊びに行った。

なぜか彼女とはタイミングが合う。
今カメラに興味があると言えば「私も！」
今ギターに興味があると言えば「私も！」

そして同じ時期に始めるのでとにかく話題が尽きない。

当然恋バナとか、彼氏との色々とかたくさん話して、色んな過去を知ってるけど、彼女ほどキレイな歴史しかない子は私は他に知らない笑

更には、私が行きたい神社があると言ったとき
「私も神社とか歴史とか最近好きなんだけど興味ある子いないから嬉しい」
と返ってきた日には『今自分の身近にいる人は前世でも近くにいた』なんて話を思い出して、そういうのを信じたくなる。

そんなSが大好きで仕方ない理由のひとつ。

「楽しいね！」

と言ってくれること。
私は、基本的に集中力がない。
特に昔の私は、その場が楽しくてもその楽しさに集中できず、他の人は楽しいのか？私は本当に楽しいのか？
とか考え出してしまう。

相手が、自分が、楽しいのか楽しくないのか、気になってしまう。

けどSはライブの後、イベントの後、ご飯の別れ際ですら
「楽しかったね！ありがとう！」
とサラッと笑顔で言ってくれる。

「うん、私も！ありがとう！」
と気づけば返している。

あ、私楽しかったんだなって変に頭で考える前に思えて、Sといると楽しいことが何倍にもなった。
安心して楽しめるし、何もしなくても楽しんでくれる。

「楽しいね」は本当に楽しくなるんだと知った。
私が頭で考えすぎず色々楽しめるようになったのは、きっと彼女のおかげだと思う。

そして、楽しいはすぐ言う癖に、悲しいことは相手のことを思って極限まで我慢しがちで、限界に達したときに流す涙が優しくて美しくて、私は大好きなのだ。

「もっと早く言ってくれればよかったのにー！」

と、抱き合うとき、本当に彼女が愛おしい。
（注:あくまで友達には変わりない）

見た目も中身もとっても可愛らしい割に、運転好きで道もすぐ覚える、なんならその辺の男性より運転が上手い。
出かけるときも下調べして私が苦手なことや全くしないことをしてくれるので頼りになる。

何度言っただろうか。
「Sと付き合いたい」と。
（繰り返すが、私は女性は恋愛対象外には変わりない）

30で都心に越した私。
疎遠になっても仕方ないけど、彼女は地元から１番に来てくれた。

「会いたかったー！」

って。
こういう子がいたから、私もなかなか地元を離れたくなかったのである。

距離は離れた上、女性は子育てとかで疎遠になりやすい。
それでも、彼女とはずっと続く仲だと信じる自分、信じられる自分がいて、どんなに生活が変わっても、ずっと相談しあえるんじゃないかなって思う。

ほら、現にこのnoteを書こうと思った時点で彼女に連絡してるから。

「そろそろ話したいわ(´･ω･`)」
「私もー！」

……こういう友達を大事にできなくなったら自分は終わりだ。

ひたすら好きを貫いて、ベッタリするわけじゃないけど、会ったときに晴れてたら一緒に楽しんで、雨なら一緒に打たれて、また各々の家に帰る。
そういう関係でいられる自分でいたいなって思う。

まだまだ語れるけど、今日はここまで。
次また一緒にライブに行くのが楽しみだな。大好き。