【先端恐怖症】向かってくる雪が怖かった話。
こんにちは。
ぴぐです。
ご訪問ありがとうございます。
私は、幼い頃から尖ったものが
自分の方に向いている感覚が
とても苦手でした。
少し前に知ったのですが、
先端恐怖症というらしいです。
先端恐怖症とは
はさみ、針、鉛筆、刃物などの先端が尖ったものが視界に
入った時に強い精神的動揺を受ける恐怖症の一種。
症状としては、尖ったものが目に向かってくるような
錯覚を覚え、恐怖感により一時的に目が開けられなく
なることが挙げられます。
過去に先端について怖い思い出があると起こる場合も
あります。
(Wikipediaより)
どのような症状があるのか
私が尖ったものが苦手だと認識したのは、
恐らく小学校の低学年です。
私の髪を祖母が切ってくれていたのですが、
前髪を切る時に、ハサミをおでこの近くに
持ってこられると、眉間の辺りが
「ゾワゾワッ」として、そこから
逃げたくなるような気持ちになっていました。
その時は気持ちを上手く表現することが
できず、我慢していました。
大人になっても、その苦手意識が
消えることはなく、美容室に行った際も
同じでした。
前髪を切る時間が結構苦痛です。
そんなこんなで、慣れている美容師さんには
前髪をマッハで切ってもらうように
お願いしています。
テレビの料理番組で、包丁がこちらを
向いていたり、You Tubeの料理チャンネルで
カメラが包丁の刃先にあるものは、
観るのが辛いです。
また、苦手なのは刃物だけではなく、
指をさされることや、お箸の先をこちらに
向けられるのもとても苦手です。
(そんなシチュエーション殆どないけれど・・・)
原因は何かあるのか
原因の一つとしては、過去に先の鋭いものや
尖ったもので、怖い経験をしたことがキッカケとなることが
あるようです。
特に幼少期に怖い経験をすると、「先の尖ったものは怖い」
という刷り込みがされ、大人になってもなかなか消えないとのことです。
そう言われて考えてみると、5〜6歳の時に
カレンダーの金具で怪我をして、何針か縫った経験が
あるので、それが関係しているのかも・・・。
尖ったものだけが苦手だと思っていたけれど
今まで先端が尖ったものだけが
苦手だと感じていましたが、
どうやら迫ってくるものも
苦手なようです。
半月ほど前、私の住む地域で
雪が降ったときのこと。
かなりの雪が降っており、
風も向かい風の状態でした。
私は車の助手席に乗っていたのですが、
その迫ってくる雪が目に刺さりそうな
感覚があり、少し圧倒されました。
雪は尖っているわけではないので、
先端恐怖症とは違うかもしれませんが、
今回のように車のスピードが出た状態で
迫ってくるものを感じると、私にとっては
尖ったものを見ているような感覚に
なるのかもしれません。
先端恐怖症の克服に向けて
残念ながら、これをするとすぐに克服できる!というのは
ありません。
一言で先端恐怖症といっても、何が怖いのか、
どんな風に怖いのかは人によって全く異なります。
私は、包丁自体を触ることは全く問題ないので、
料理はしていますし、ハサミを使うことも大丈夫です。
恐怖症はその人の心の問題なので、少しずつ
自分の心に「怖くない、大丈夫」という意識付けを
していくことが大切なのだと感じています。
私自身、そこまで日常生活に支障をきたしている訳では
ありませんが、それでも不要な恐怖心は取り除きたいものです。
時間はかかるかもしれませんが、苦手なものに対しての
正しい認識、怖くないんだという意識を持ちながら
向き合っていきたいと思います。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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