ピクニックと、お絵描きと、ラムレーズンと
夏はどうも時間が過ぎるのが早いようだ。自然と外に足が向くからだろうか。
ロンドンは、晴れが続く珍しい週末。色々掃除したり干したり、汗を流したあとは、ピクニックでただのんびりすることにした。
大きな雲がそのままドスンと落ちてきそうな、夏のダイナミックな空。
芝生の上にダイレクトに寝転がって戯れる子どもたち。
そういえば最近、道ゆく先で子どものお絵描きをよく見かける。自分も昔、かけ石を集めては、道路に夢中で白い線を引いて自由に絵を描いていたことを思い出す。
夏は道路にお絵描きの線を残し、冬は真っ白な雪に足跡を残す。いたるところに痕跡を残した子ども時代。恐らく人様の家の域にも入りまくっていたと思うが、寛大に見守ってくれた周りの大人たち。今の子どもたちはそんな風に遊べているだろうか。
そしてラムレーズン。熟れたバナナを見るとお菓子を作らずにはいられず、ケーキを焼こうかと、そして何か変化をつけようかと、思いついたのがラムレーズンだった。多めにつくれば、ラムレーズンのアイスも作れるのではないか。初めてだったけど、瓶を煮沸して、レーズンをさっと湯どおし、ラム酒につけるというシンプルな工程だった。よし、来週はラムレーズン・ウィーク。