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夏のフランス・トゥールーズ  バルセロナにて④

宿は、リビングにメインベッドルームに、シングルベットルームが2部屋という間取りだった。
もっとゆっくりできるのだったら、もう1泊したかったね。と言いながら、宿を出発し、海へと向かう。
ところが海へのアクセスが分からない。
徒歩だったら、海沿いにある鉄道下をくぐって海へ向かうというアプローチができるのだが、車ではどうやっていくのか。
迷った結果、宿のすぐ横から伸びる道沿いにあったという。灯台下暗し。

生憎のお天気。遠くでスコールの如く降る雨

さすが欧州のリゾート。ゲートがあり、駐車料金をしっかり取る。維持していくためには必要なこと、大賛成だ。
マリーナがあり、大小さまざまなヨットが係留されている。
車を駐車し、ビーチへと向かう。
生憎の曇りだが、やっぱり海は気持ちがいい。
赤ん坊が生まれたら一緒に来たいななんて思いを馳せてみた。

さて、バルセロナへ。
フランスの南西部に住む14歳の長男君。何ならファミリーでスペインに暮らしていたこともあるから、新鮮味はまったくないようだ。

サグラダファミリアに沸き立つ私と長女だけ、車を降りて写真を撮りまくる。もちろん観光客でいっぱいだ。
なお、教会内に入るための予約は、2ケ月前にしなくてはだめだという。
というわけで、写真を撮影してすぐに車に戻り、ランチを食べに旧市街へと向かう。
曇っていたのが、だんだん晴れ間が出てきて、日差しが強い。

ランチはやっぱりパエリアでしょう!と、事前に調べておいた店に1番乗りで入店。長女はパエリア、私はイカ墨のパエリアとサングリア。と、カラマリ(イカのフリット)。
ものすごく大きいグラスに入ったサングリアが来てびっくり。


スペインに来たらやっぱパエリア
ゲンコツより大きなグラスでサングリア
味わい深いイカ墨のパエリア

隣の席には、日本人のご一行が座った。なお、地球の歩き方を持っていた。
店内は観光客が多かった模様。

さて、スペインといえばエスパドリーユ。
娘たちのために、エスパドリーユを購入しよう。
ランチの場所からすぐだったので、徒歩で向かう。
私は、つっかけタイプの紺色のものを即決。かわいい!!
娘たちにはお揃いで、編み上げスタイルのナチュラルカラーのものをセレクト。
今年1月にフィレンツェに行った際には、娘たちに色違いのマドヴァのカシミアインナー付きのグローブを購入。
こういうひとときが、たまらなく幸せだ。


皆がジェラートを食べるというので、私は目をつけていたTシャツ屋で、長男のためにセレクト。ペールグリーン地に、骨だけになった魚のイラストが入ったものを購入。35€。意外と高い。

私もカフェ(イタリア系)に合流して、ミニサイズのスフォリアテッラとエスプレッソを頼んだ。


普段はコーヒーのみだがノリで頼んでみる。あえてスペインで

本当だったら、じっくりバルセロナを楽しみたかった。
ずっと行ってみたかったバルセロナに思いがけずということで良しとしよう。400km強の移動。
ホストは出張では650kmあるパリまで往復車で移動するという、自分の人生は自分のハンドルを握ってというポリシーなので、運転は苦ではないという。
本当にどうもありがとうございました!!

帰路につく。往路で、国境のゲートがものすごく混んでいたから覚悟はしていたが、やはり渋滞。運転どうもありがとうと心から感謝する。
暇なので、ナンバープレートのルールについて教えてもらい、横を走る車を観察する。バカンスシーズンなので、いろいろ国のナンバーをつけている車がある。
この車はドイツからかなんて思うと、その車はきちんと洗車されており、国民性が伺えて興味深い。やはりフランスに戻る車が圧倒的に多かった。

途中、お腹の空いたらしい長男君がダルがらみを始める。
長女に買ってきた「じゃがりこ」をあげると、美味しいとすぐに完食。以後、彼はじゃがりこリピーターとなる。


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