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味道広路(あじどころ)

北海道は栗山町の奥に佇む和食の名店。
もしや、日本料理では北海道一なのでは?
的なお店です。

まず、入り口からして一見さんは寄せ付けぬチャイチー&イルミナティ的形状に不安感いっぱい汗
イルミナエントランスに意を決してダイブした中にはきちんと階段があり少し安心。
その先には、、、

ありました!入口!
可愛い思春期女子文字にて「あじどころ」
さっきまでのアジト感は一転、女子力高めなサインが登場。これは期待せずにはいられない!

火鉢にも「3」を意味する炭。またしてもイルミナ、、、。

入り口を入るとウェイティングが。
高級店らしい、佇まいの小部屋で一旦ステイ。
火鉢に炭が熾してあり、そこで少しの時間腰を下ろして待つ時間の風合いがたまりません。

いい表情の椅子は、本当はちょっと足が長いらしいけど、うるさいこと言うと、作家がへそを曲げるのでそのままにしているとのことです。

地元、栗山の作家さんにお願いして作ったと言うオリジナルの椅子やテーブルは、
動かしやすさや風合いを兼ね備えた、
とても雰囲気に合った素晴らしいものでした。
部屋も料亭のような佇まいが雰囲気を醸し出していました。

店主酒井さん自ら作った紙粘土型の呼鈴!
ブサイクなナスがめちゃかわいい!

呼鈴は個室によって全て手作り。全部可愛いが、電池交換と共にdeathしなきゃならないという刹那仕様でごさいます😭

別室も拝見。こっちはイワオ。

料理は最高に美味い!
肉はほぼほぼ無い、基本的には北海道由来の魚と野菜をメインにしたコースは最高でした。
これはマジでシーズン毎に来たくなる料理。

スタイルでまくりの店主酒井さん
チャーミングでセンス抜群です。

お話を聞きながら進める料理は本当に素晴らしく日本料理の名門で修行し地元栗山にカムバックしたそう。

「こんな顔してますぅ〜」

とマスク下の顔を見せてくれたり
その後とったマスクが終始幽霊の頭の三角みたいになりながら真面目に料理の話をしてくれるとてもユーモラスな方です。

料理、素材はもちろん、空間を構成する家具や小物に至るまで地元や作家さんをリスペクトする姿勢はとても心地よく、静かな空間でゆっくりと至高の時間を過ごせます。

マジでまた行きたいお店でした。

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