大山のぶ代のドラえもん

アマプラで映画ドラえもんやってるので
みた

大山のぶ代のドラえもん世代なので
懐かしく感じた(レンタルビデオ見てた世代)

リルルとバギーちゃんが印象に残っている
リルルは、
『のび太と鉄人兵団』に登場した
少女型ロボット。
地球征服を目論むメカトピア側のロボ。
敵だったがしずかに助けられ、
「祖国を裏切れない」と泣きながらも
のび太側につき、
最期は消滅。
リルルが燃えつきながら、「今度生まれ変わったら、天使のようなロボットに」の台詞は泣く。
芯がある声が好き

『のび太の海底鬼岩城』に出てくる
バギーちゃんも最期は皆のため、
敵に突っ込み爆死。
(いや、バギーは、しずかちゃんの為だけだった
「アイツがしずかちゃんを泣かせたんだね」
と怒り、攻撃をうけ青い炎に包まれながらも
敵に突っ込んだ。)

身を犠牲にするタイプは衝撃が強すぎて、
印象に残っている

好きな作品は、『夢幻三剣士』
ワクワクする構成なのだが、
最後のワンシーンが特に好き。

「いつものよかったね、感動オチ」ではなく、「全てが終わり 平和な日常に戻った」
とみせかけて、
最後のワンシーンで
『あれ?終わってない?どういうことだ』
と一瞬の恐怖を味わわせて
エンディング曲がかかる、そしてend

あの話だけ終わりが
怖い話テイストで 特殊で大好き
(ドラえもんにしては珍しく
キャラが 死んだり、灰になるシーンもある)

(でも、エンディング曲は『夢の人』がよかった
『世界はグーキョキパー』は明るすぎる)

映画館で上映してて見に行ったのは
『翼の勇者』、『ワンニャン時空伝』
(なぜか親が買ってきたコロコロコミックに
「ワンニャン時空伝」がのっていたが
すごく重要なシーンで 誤植があったのだけ覚えている)

小さい頃にビデオで見ただけなので気付かなかったが、
映画ドラえもんは「起承転結」の「起承」が長い

のび太「ジャイアンにいじめられたよ」な日常パート→いつもと違う場所に出掛けよう→
なんか巻き込まれた、捕まった
この尺が異常に長い

そして
事件発生!「 世界征服される阻止せねば」
の「転」は残り30分。

「もうだめだ!!」の時に 奇跡がおきて
がまさかの残り15分で起きる

こんなに畳み掛ける脚本だったけ?と驚いた

あと、もうダメだの時に ドラえもんが単身で乗り込んで爆死しかけたり、その映画にしか出てこないキャラが犠牲になったり
爆死回収多くないか?と感じた

小さい頃は気付かなかったが、
今流すとアウトな部分も結構あり、
『美化して みていたんだな』と感じた

声優変わり、リメイクした時に
『原作と違いすぎる』
とポスター見て拒否したが

今思うと
昔の脚本のままだと色々アウトだから
変えた、このキャラは出せない、この映画はリメイク無理
など あったんだろうな

小、中学生のとき、ドラえもんが好きすぎる時期があり、ドラえもんの専門誌まで買っていた (ドラえもんのどら焼き元祖のお店のインタビューや討論など割としっかりした作りの専門誌)
コミックも全巻もっていたし、ザ・ドラえもんズ関連の漫画、単行本未収録作品の漫画も持っていた
ドラえもんズは、別の作家が描いていたので血や暴力描写もあり、結構グロかったのを
覚えている。映画ではあんなにほのぼのしてるのに、漫画だと世界観が違うのはショックだった。 推しは王ドラ(この頃から、『真面目だけどたまに暴走するキャラ、不憫キャラ』が推しになる傾向にあった)
2番目はドラニコフ、かわいい  常に無口で眠そうだけどやるときはやる。その感じが好き。
 ドラえもんズ映画なら『おかしなお菓子なオカシナナ?』が大好き
推し王ドラが主役なのと色とりどりのお菓子の描写がワクワクした。


(今思うと
凝り性なのと 毒実家が辛かったので現実逃避のためのめり込んでいた感じも否めない)

あのドラえもんはもういないけど
私の中のドラえもんはやっぱり大山のぶ代なのだ


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