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〜a part of something〜空き家の片付け

こんばんは、ケントです!
今日も空家の片付けについて書きます!

見出しの写真は、眞秀(まほろ)さんが昨年撮影した
三春ダム(さくら湖)にかかる春田大橋です!


作業1日目
作業現場に入った瞬間、僕は言葉を失った

服や本、空のペットボトル、新聞紙や食料品…
部屋中に散らばった大量の“物“で、床が見えなかったからだ

だが、呆然としている暇はない
Tさんの指示で、部屋の中に散らばったものを拾い集め
ひたすらゴミ袋に詰めていった

他人の物を捨てるのは、初めての経験だ
最初はためらいがあったが、次第に何も感じなくなった

2日目
TさんとYさん(林業の会社の方)と一緒に
冷蔵庫や洗濯機、テレビなど家電リサイクル品を
室内から運び出し、トラックに積み込んだ

持ち上げる時に掴む場所や運び方など
Tさんに言われるまま、作業を続けた
これも初めての経験だ

周囲を見ると…

部屋の中では、女性たちが食器棚の物をかき集め
一心不乱にゴミ袋に詰めている

玄関先につけたトラックの脇では
TさんがGoogleマップに搬入先を入力している

そこへハウスクリーニングチームのリーダーが来て
リサイクル券の束をTさんに渡し、何事か話しはじめた

荷台ではYさんが家電をくくりつけたロープを
引っ張り、緩みを確認している
(そして、その傍らでボヤッとしている僕…)

“空家の片付け”という同じ目的を果たすため
一人ひとりが自分の役割を果たしている

ふと、頭の中にB'zの「イチブトゼンブ」が流れてきた

すべて何かのイチブってことに 僕らは気づかない

恋愛の歌だけど、今、僕は“全体の一部“なのだ、と思った

僕らシェアハウスのメンバーと
ハウスクリーニングチームのみんなと
いつもお世話になっているYさん

異なる立場の人たちが集まり
“協働”して空家の片付けをしている

僕はこの作業チームという“全体”の一部
一つのpartsなのだ

partsとして、自分の役割を全うしよう
そんなことを考えながら
ロープの緩みを確認するYさんを手伝った



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